1億8,629万円以上の経済効果を目指す「buyer’s room 2025」
全国商工会連合会が主催する「buyer’s room(バイヤーズルーム)2025」の9月の部の商品募集がついに始まりました。これは、地域資源や技術を活用した特産品の普及、また中小・小規模事業者の販路拡大を目的とした取り組みです。このプロジェクトは2020年度から始まり、これまでに1627件の新規商談を生み出しており、その経済波及効果はなんと1億8,629万円以上に達しています。
募集概要
「buyer’s room 2025」は、2025年7月1日から7月31日まで商品のエントリーを受け付けます。今回のエントリーは、特に審査会型ビジネスマッチングというテーマに沿って行われ、参加者には多くのメリットが提供されます。商品選定プロセスは、東京都内で行われる流通関係者による審査を基にしています。
審査会の流れ
2025年9月17日には、約40名のバイヤーが集まり、審査会を開催します。試食を通じて商品が評価され、バイヤー企業が商談を希望する商品には特別な賞も授与され、流通機会が提供されます。この機会を利用することで、商品の認知度向上や新たな販路の開拓が期待できます。
賞の授与
本取り組みでは、経済産業大臣賞や中小企業庁長官賞を含む各種賞が用意されています。特に、一年に一度のみ授与される経済産業大臣賞は注目の的で、2025年12月には受賞商品が発表される予定です。
受賞商品のPR活動
受賞商品の販促も手厚く行われます。「チーム・シェフ」というプロジェクトを通じて、900名以上の流通関係者に商品がPRされ、販路開拓が支援されます。これまでに65品が100万円以上の売上を達成しており、成果は着実に表れています。
参加方法とエントリー費
参加を希望する事業者は以下の内容で応募してください。一般価格では1商品目が2万円、2商品目が1万円となっていますが、商工会に所属する事業者は特別価格での参加が可能です。また、各事業者が提出できる商品数は約100点が目安とされており、多くの事業者に販路開拓のチャンスが与えられています。
商工会の役割
全国商工会連合会は、全国における中小・小規模事業者の支援を行っており、その結果としてより多くの地域資源が市場に流通することを目指しています。商工会法に基づくこの法人は、各地の商工業者が主体となり、自主的に形成されています。
詳細なお申し込みや審査基準については、商工会の公式サイトを通じて確認してください。地域の特色ある商品の魅力を広げ、さらなる経済効果を生むための次なる一歩を踏み出す機会です。