話題のブラキャンセル界隈、ノーブラウェアの進化と支持の理由

女性の自由な選択を実現する「no-bu」の魅力

近年注目を集めている「ブラキャンセル界隈」。これは、女性が「ブラを着用しなくても大丈夫」という選択肢を持つことを意味します。その中でも特に人気を博しているのが、株式会社キャンプが展開するブラレスウェアブランド「no-bu」です。

クラウドファンディングでの成功

2025年6月8日から約30日間にわたり実施された「no-bu」のクラウドファンディングプロジェクトは、700名以上の支援者から1,000万円を超える支援を受けました。これは、2024年に行った初回プロジェクトの595万円を大きく上回る成果で、「ブラを着けない選択肢」を求める多くの女性たちの共感を集めた結果です。

「帰宅後すぐにブラを外すのが習慣」と語る支援者も多く、彼女たちはブラなしの快適さを求めていました。「ノーブラスで過ごすことが実現できる服」という新たな選択肢を待ち望む声が数多く寄せられ、実際に支援者の約7割が30代から50代ということからも、そのニーズの高さを伺えます。

文化的な変化とメディアの注目

「no-bu」は、2025年7月4日の日経MJや朝日放送『おはよう朝日です』で紹介されるなど、国内外のメディアからも注目を集めています。「ブラキャンセル」という新たな文化は、単なるファッションに留まらず、女性の自由や選択肢を拡大するための重要なステップとして評価されています。

コンセプトと製品の特徴

「no-bu」は、ブラをつけていない状態でも着用できる服を提供することを目指しています。特殊縫製構造とクッションパッドを取り入れたこのウェアは、「締め付けゼロ」でありながらも、デザイン性と快適性を兼ね備えています。旅行や運動後、のんびりしたいときなどにピッタリのアイテムです。

フィンランドのサウナ文化からインスパイアされたこのブランドは、ブラの「苦しさ」「肩こり」「蒸れ」といった不快感から解放される方法を模索しました。プロジェクト開始前には300名以上の女性にアンケートを実施し、その結果を反映させた商品開発が行われました。

新作「そよ風Tシャツ」の魅力

現在販売中の「そよ風Tシャツ」は、夏にピッタリの新作で、快適さと通気性にこだわったデザインが特長です。ブラキャミを超えるラクな着心地に加え、透け防止のための独自のパッドが施され、外出にも適した上品な見た目が魅力です。公式ECサイトでの販売が行われており、購入者からも好評を得ています。

自由な選択を広げる取り組み

「no-bu」はブラジャーを否定するわけではありません。「その日の気分や体調に合わせて選べること」を通じて、女性たちに豊かさを提供することを目指しています。自由な選択ができることで、女性たちはより自分らしいスタイルを楽しむことができるようになります。

「no-bu」はこれからも、ブラレスウェアとして新しい選択肢を提案し続け、女性たちのライフスタイルに寄り添う存在になりたいとしています。

株式会社キャンプについて

株式会社キャンプは、東京都渋谷区に拠点を置き、ブラレスウェア専門ブランド「no-bu」を運営しています。創業者の榊原美歩氏は、東京学芸大学を卒業後、潜在的なニーズを見つけ出し、商品やサービスを世に送り出すことに特化した企業を立ち上げました。様々なプロジェクトに携わり、デザインや商品開発の中核を担っています。サステナブルな理念を大切にしながら、社会の変化に応じた製品展開を目指しています。