紅の豚イメージ集
2025-11-10 10:52:32

宮崎駿の世界を描いたイメージボード全集第5弾『紅の豚』が発売!

宮崎駿のイメージボード全集第5弾『紅の豚』の魅力



スタジオジブリが責任編集する「宮崎駿イメージボード全集」の最新刊『5 紅の豚』が、2025年12月4日に発売されることが決定しました。本書は、アニメーション界の巨匠である宮崎駿が自ら描いたイメージボードやストーリーボードを集めた画集です。特に今作では、作品に何が込められているのか、どのように物語が生まれたのかを示唆する貴重な資料が多数収録されています。

映画『紅の豚』は、1992年の公開以来、多くのファンに愛され続けてきました。この作品は、主人公ポルコ・ロッソが飛行艇を操る物語で、彼の魅力的なキャラクターや鮮やかな風景描写が特徴です。今発売されるイメージボード全集では、未発表のイラストが15点を含む85点が掲載されており、宮崎駿の創作過程が生々しく感じられます。実寸大のエンディング・イラストや、『魔女の宅急便』のラフスケッチも収録されているため、ファンには見逃せない内容です。

鈴木敏夫プロデューサーによる巻末インタビューでは、宮崎駿の思想や作品に対する思いが語られています。特に、ポルコの飛行艇が赤い理由については、多くのファンが関心を寄せるテーマであり、鈴木氏が宮崎監督に問いかけた言葉から、その深い背景を知ることができます。彼の視点から見ると、作品には単なるエンターテイメントを超えた何かが存在しているのです。

このイメージボード全集は、ただの画集に留まらず、宮崎駿がどのように作品を構築していくか、その過程を理解するための重要な資料でもあります。イメージボードというのは、作品のビジュアルだけでなく、物語の構築、キャラクターの性格、そして感情の流れを豊かに収めたものです。このような資料を通じて、宮崎監督がどのような創作思想を持ち、どのようにしてそれを具現化していったのかを知ることができます。

今作では、特に飛行機の黎明期をテーマにした背景や設定が重要視されており、ジブリ作品の深い哲学的な側面も感じ取ることができます。宮崎駿が描く世界は、ただ美しいだけでなく、それぞれのイラストに込められた思想や感情が感じられるものばかりです。

また、PR誌「図書」では、宮崎監督のイメージボードが表紙を飾り、リレーエッセイも連載予定。このプロジェクトを通じて、さらなるファンとの交流を深め、作品の理解を進めることが期待されています。さらに、連載「イメージボードでよむ宮﨑駿の世界」も継続しており、各領域の専門家たちが宮崎のイメージボードを通じて、彼の作品への新しい視点を提供しています。

この『宮崎駿イメージボード全集 5紅の豚』は、ファンのみならず、アートや映画制作に興味があるすべての人にとって貴重な資料となることでしょう。心に残る作品の裏にある、宮崎駿の熱い情熱と思想を是非体感してください。


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会社情報

会社名
株式会社 岩波書店
住所
東京都千代田区一ツ橋2-5-5
電話番号
03-5210-4000

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