新たな風景「THE KAWASAKI VISION」
神奈川県川崎市のJR川崎駅北口通路に、超高精細LEDデュアルビジョン「THE KAWASAKI VISION」が新たに設置されました。このプロジェクトは、杉本電機産業株式会社が設計から制作、施工までを手掛けたもので、地域の活性化に寄与する重要な役割を果たすと期待されています。
ビジョンの概要
「THE KAWASAKI VISION」は、南面と北面の2面にわたり、超高精細なLEDディスプレイを備えています。南面は高さ1.71メートル、幅24.32メートル(958インチ)、北面は高さ1.71メートル、幅12.16メートル(483インチ)。このビジョンは、午前6時から深夜0時まで曖昧な放送時間で運用される予定です。
特筆すべきは、最大28.8Kの高解像度と60fpsの高フレームレートを実現した映像送出システムを採用している点です。これにより、スポーツ映像に見られる動きの速さを鮮明に再現でき、通行人に没入感あふれる映像体験を提供します。加えて、分割やシネマスコープサイズなど、様々な放映パターンにも対応することで、コンテンツの表現力が格段に向上しました。
映像体験の新境地
「THE KAWASAKI VISION」は国内初のシネマスコープサイズ
のコンテンツも受け付けています。この技術を活かし、映画で用いられる2.35:1の縦横比により、横長の画面で臨場感溢れる映像体験を提供します。これにより、シネマのような視覚的享受が、日常の通行の中でも可能となり、川崎市の新たな観光名所にすることが期待されています。
プロジェクトへの想い
このプロジェクトの発端は、2024年5月に行われた「JR川崎駅北口通路における広告運用事業事業者選定」におけるプロポーザルにおいて、杉本電機産業が事業者として選ばれたことです。川崎ブレイブサンダースのオフィシャルスポンサーとして、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」への賛同と共に、2028年に予定されている新アリーナの玄関口としてLEDビジョンの設置が実現しました。
杉本電機産業は創業70年を迎える川崎に根ざした企業として、川崎市政の100周年に併せて、地元の人々を明るく照らす「THE KAWASAKI VISION」を通じて、地域のにぎわいに貢献したいと願っています。
まとめ
「THE KAWASAKI VISION」は川崎の街を変える重要な一歩です。このビジョンが、地元の住民や観光客に新たな体験を提供し、川崎を訪れる理由の一つとなることを願います。詳細に関しては、杉本電機産業株式会社の公式ウェブサイトを参考にしてください。
シネマスコープサイズの詳細は、2024年8月杉本電機産業調べです。