自動フォークリフト「ラピュタAFL」がカミ商事で登場
物流業界では、人手不足や高齢化の問題が深刻化しています。これに対応する新たな取り組みとして、ラピュタロボティクス株式会社が自動フォークリフト「ラピュタAFL」をカミ商事株式会社の寒川事業所に導入しました。これにより、作業効率を上げながら安全性も向上させる狙いがあります。
ラピュタAFL導入の背景
カミ商事の寒川事業所は、連日24時間稼働している工場です。このため、高い生産性が求められる一方で、深刻な人手不足という課題にも直面しています。その中でも、特に単純作業に依存している部分が多く、従業員の負担が増え続けていました。さらに作業現場の高齢化も進んでおり、安全性を確保することが求められています。
このような背景から、「ラピュタAFL」の導入が決定されました。自動フォークリフトは、深刻な人手不足問題を克服し、顧客に対してより高い付加価値を提供するための重要なツールとなります。
導入のポイント
1. 人手不足への取り組み
カミ商事では、24時間稼働の現場で人員の補完として「ラピュタAFL」を活用しています。これにより、社員はより専門的な業務に注力できる環境が整い、業務の効率化が実現します。
2. 単純作業の自動化
自動フォークリフトによって、倉庫内での荷物の搬送作業が自動化されます。具体的には、パレタイザーで積み上げられた荷物を保管エリアに運ぶ作業が自動で行われるため、従業員はより付加価値の高い業務に集中できます。
3. 安全性の向上
高齢化が進行する中で、安全リスクの軽減を図るため、作業を機械に移行することも重要です。「ラピュタAFL」の導入により、高齢作業員が抱えるリスクを軽減できることが期待されています。
関係者の声
カミ商事の開発企画部部長代理である鬼頭泰史さんは、「生産設備の新規導入や物流問題に対応できる自動フォークリフトとして、「ラピュタAFL」を採用しました。導入の際も課題に迅速に対応していただき、稼働後のトラブルも少なく、想定以上の成果を感じています。効率改善や人手不足の解決に向けて、ラピュタロボティクスの更なる技術向上に期待しています。」とコメントされています。
企業情報
カミ商事株式会社
- - 所在地: 愛媛県四国中央市三島宮川1丁目2番27号
- - 代表者: 井川 博明
- - 事業内容: 紙、紙製品、パルプ及び製紙原料の卸売
- - URL: カミ商事公式サイト
ラピュタロボティクス株式会社
ラピュタロボティクスは、チューリッヒ工科大学出身のベンチャー企業で、「ロボットを便利で身近に」をテーマに、次世代のロボティクスプラットフォームの開発を行っています。世界各国から集まった優れたエンジニアたちによる技術力で、顧客に最適なソリューションを提供しています。
このように、「ラピュタAFL」の導入は、カミ商事にとっての生産性向上と人手不足解消の重要なステップとなり、今後の業務運営に大きな影響を与えることが期待されます。