ニュースリリース: haishopが渋谷にオープン
6月21日、東京都渋谷区において、おみやげショップ「haishop」が新たにオープンしました。この店舗は、単に商品を売る場所ではなく、社会課題に対する認識を深めることを目的にしています。たかがお土産、されどお土産、日常の中から地球の問題を考えるきっかけを提供しています。
おみやげに込められたメッセージ
「haishop」では、商品選定に際して、4つの基準があります。これらは、社会的課題の解決をサポートしていること、伝えうるストーリーのあること、デザインが魅力的であること、日本製であることです。日本製の商品を取り揃えることで、日本の経済を活性化し、循環型経済の形成に貢献することを目指しています。また、輸送に伴う二酸化炭素の排出量削減を意識しています。
特に注目すべきは、フェアトレード商品の取扱いです。これは、日本ではあまり知られていない途上国の問題を掘り下げる教材としての役割を果たします。児童労働や教育支援に繋がるフェアトレードの取り組みを伝えることで、消費者がより良い選択をするための知識を得る手助けをしています。
境界を越えた繋がり
「haishop」の理念には、“境界線をなくす”というフレーズが含まれています。具体的には、人々や世代、地域、国同士の境界を越えてつながることが重要だと捉えています。このような取り組みを通じて、社会課題をエンターテイメントの一部として捉え、誰もが参加できる活動として広げていこうとしています。
例えば「フードシステムとライフスタイル」をテーマにした商品の中には、廃棄とされる農作物から製造されたドライフード『ReFOOD』があります。他にも、食品ロスの問題を解決するトマトジュースやジャム、横浜の都心で自然に採蜜された蜂蜜など、ストーリーある商品が展開されています。
社会問題を考える映画祭の開催
物販だけではなく、「haishop」はさまざまな社会課題を認識し考える場として「haishopソーシャル映画祭」を開催しています。これは、特にZ世代を中心に運営されており、映画上映後には参加者同士のディスカッションの時間を設けることで、意見交換を促進し、行動へとつなげることを目指しています。
児童との共創プロジェクト
今回のポップアップショップでは、株式会社モノファクトリーと新渡戸文化小学校との共同プロジェクトが行われています。このプロジェクトでは、「大人と子供」という概念を捨て、児童が中心となって「不要になったモノを長生きさせるアイディア」を発信し、それを販売するという形で循環を生み出しています。ここで得た売上は、子供たちがどのように活用するかを共に考えるための資金となります。
誰もが集いやすい場所
「haishop」では、さまざまな背景を持つ人々がコミュニケーションを交わせる「集いの場」となることを目指しています。お土産を手にとることで、訪れた人々が社会問題について考え、自らの意見を形成する機会を得る。これが「haishop」が提供する新たな価値です。
店舗情報
- - 店舗名: haishop
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア14階
- - 電話番号: 045-323-9863(横浜店)
- - 営業時間: 渋谷スクランブルスクエアに準ずる
会社情報
- - 社名: 株式会社Innovation Design
- - 本社所在地: 東京都千代田区永田町2-10-2
- - 電話番号: 03-6805-1975
- - 設立日: 2010年10月1日
- - 資本金: 900万円
- - 事業内容: サステナブルビジネス(コンサルティング事業・物販事業・飲食事業)