サントリー文化財団が山崎正和アーカイブのプラットフォームを公開
公益財団法人サントリー文化財団は、山崎正和氏が逝去した後、彼の残した貴重な資料のデジタル化を進め、その成果として「山崎正和アーカイブ」閲覧プラットフォームを2025年8月19日に公開します。この日は、山崎氏の命日となっており、その意義を強く感じる日でもあります。
山崎正和氏とは?
山崎正和氏は、文化人として多岐にわたる分野で活躍し、特に文筆活動においては多くの作品を残しました。彼の遺した書籍や資料は、後世の学術研究に大きな影響を与える貴重な資源です。彼の作品は国際的にも評価され、その影響力は計り知れません。
アーカイブの内容
サントリー文化財団は、2020年に山崎氏のご遺族より蔵書約12,000点や手書きの書類などの寄贈を受けました。この膨大な資料をもとに、アーカイブの設立が進められています。具体的には、現物の分類・保管、デジタルデータの作成、そして閲覧プラットフォームの開発が行われています。
プラットフォームでは、まず『データベース』として、山崎氏が所蔵していた書籍の情報や、各書籍に書き込まれたコメントなどをデジタル化し、検索・閲覧が可能となります。これにより、研究者や一般の方々が容易に山崎氏の知見を探求できる環境が整備されます。
また、『ギャラリー』機能では、アーカイブ内の情報を基に多様な切り口のコンテンツが紹介され、ユーザーが様々な視点から山崎氏の業績にアクセスできる工夫がなされています。
今後の展望
サントリー文化財団は、このアーカイブを通じて、山崎正和氏の業績を継承し、広く一般に知らしめることを目指しています。公開されるプラットフォームのさらなる充実を計画しており、学術研究の振興や文化活動の発展に寄与することを目指します。これにより、山崎氏の知見や経験が持続的に社会に還元されることを期待しています。
最後に
山崎正和アーカイブは、ただの資料保存に留まらず、文化の継承と発展を促進する重要な取り組みです。これからもサントリー文化財団が発信する情報に注目し、山崎氏の業績を楽しむとともに、それを学びの糧としていきましょう。
会社情報
- 会社名
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サントリーホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
- 電話番号
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