厚岸のウイスキーが万博で光る
【大阪・関西万博】で、国内外の政府関係者に提供される日本酒の中に、ひがし北海道の「厚岸ウイスキー」が含まれています。この特別な機会に、道内で製造されるウイスキーの素晴らしさを発信できることを大変嬉しく思います。
厚岸ウイスキーの特長
厚岸蒸溜所が誇る「24節気シリーズ」からは、「立春」や「小暑」、そしてエゾヤマザクラをラベルに使用した「カリンパニ」の3種類のウイスキーが提供される予定です。これらは、スコットランドの伝統製法を踏まえつつ、厚岸の自然環境を生かした独自のスタイルで作られています。
酒造りに携わる代表取締役の樋田恵一氏は、スコットランドのアイラ島でのウイスキー造りにリスペクトを持ち、日々の製造に取り組んでいます。特に、厚岸の気候がもたらす潮の香りと甘い柑橘の風味、さらにはスモーキーでピーティーな特性が、その味わいを一層引き立てています。
厚岸蒸溜所の歴史
厚岸蒸溜所は2016年にウイスキーの製造を始めましたが、実際の始まりは2013年にさかのぼります。その年に、ウイスキー原酒の試験熟成が行われ、その後2016年に蒸溜棟が完成して本格的な製造がスタートしました。以来、3ヶ月ごとに「二十四節気シリーズ」の新作を展開しており、飲む者を魅了し続けています。
2020年には初の700mlフルボトル「厚岸シングルモルトウイスキー寒露」を市場に投入し、その後も多くのファンを獲得しています。これらのウイスキーは、すべての工程において妥協を許さず、最高の味わいを追求した結果、数々の賞も受賞しています。
受賞歴
業界内での評価は高く、2022年には「厚岸ブレンデッドウイスキー処暑」がワールド・ウイスキー・アワードで「World's Best Blended」に選ばれました。さらに2024年には、「厚岸カムイウイスキー®レプンカムイ」が金賞に輝くなど、高い評価を得ています。
これらの実績は、厚岸ウイスキーが本物のジャパニーズウイスキーとして認知される大きな一歩となるでしょう。大阪・関西万博でウイスキーが紹介されることにより、広くその魅力が知れ渡ることを期待しています。
お問い合わせ先
厚岸蒸溜所では、ウイスキーに関するお問い合せをお待ちしております。北海道の自然が生み出すユニークなウイスキーをぜひ一度ご賞味ください。