スタジオジブリ映画「耳をすませば」公開30周年に合わせた井上直久の特別展
2026年7月15日(水)から7月21日(火)まで、仙台三越のアートギャラリーにて、スタジオジブリアニメ『耳をすませば』の公開30周年を祝う特別展示が開催されます。この展示では、画家・井上直久氏の幻想的な背景画や新作版画が約50点出品され、その魅力を余すところなく伝えます。
井上直久とイバラードの世界
井上直久氏は、広告代理店勤務を経て画家へと転身した後、『イバラードの旅』という絵本で広がる独自の世界観を確立しました。彼は自身の住む茨木市を「イバラード」と名づけ、その幻想的な世界観を描いています。「イバラード」は魔法使いや空を飛ぶ惑星、ラピュタが共存する不思議な場所で、子供たちの夢を形にしたような絵本が多くの読者に愛されています。
1995年には、スタジオジブリの宮崎駿監督からの依頼を受けて『耳をすませば』の背景画を手がけました。特に、劇中の劇「バロンのくれた物語」は、井上氏の世界観を色濃く反映した作品で、多くの観客に感動を与えました。公開から30年たった今、改めてその作品の影響力が再認識されることとなります。
特別展示の見どころ
展示の目玉は、新作版画「輝ける宵」です。これは井上氏の喜寿を記念して制作されたもので、仙台での初上映です。この版画はサイズ26cm×41cmの美しい作品で、井上氏の新たな視点が込められています。さらに、他の新作版画も発表されており、各々が異なるイメージを持っています。
- - 新作版画「友と待ちにし宵」 (サイズ:26cm×41cm)
- - 新作版画「タニマチ」 (サイズ:55cm×66.4cm)
- - 新作版画「山岳庭園」 (サイズ:50cm×72.7cm)
- - 新作版画「眺め良き丘」 (サイズ:28.5cm×45.5cm)
また、井上直久氏は、7月18日、19日、20日の3日間に在廊し、版画や画集を購入された方にサインを行う予定です。直接アイデアや作品について話す貴重な機会でもあり、多くのファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
井上直久の経歴と実績
井上氏は1948年に大阪で生まれ、1971年に金沢市立美術工芸大学を卒業後、広告代理店や高校教師として活動していました。しかし彼の真正の情熱は絵画にあり、その道を追求する決意を固めました。彼の作品は、ジブリ美術館や国内外の個展でも高く評価されており、特に短編アニメ『星をかった日』は、宮崎駿監督による感動のストーリーとして知られています。
今回の個展は、井上氏が手がけた幻想的な世界に浸れる素晴らしい機会です。ぜひ足を運んで、彼の作品とその魅力を直接体感していただきたいと思います。
展覧会概要
- - イベント名:イバラードの世界井上直久絵画展
- - 会期:2026年7月15日(水)~21日(火)※最終日は午後4時終了
- - 会場:仙台三越 本館7階アートギャラリー
- - 住所:宮城県仙台市青葉区一番町4-8-15
- - お問い合わせ:022-225-7111 (代表)
- - URL: 仙台三越公式サイト