スタートアップ企業が集結！金融教育の未来を築く新たな連合会設立

金融教育の未来を創る企業連合会が設立

2025年3月27日、東京都にあるブロードマインド株式会社をはじめとした11社が集まり、「金融教育の未来を創る企業連合会」を設立しました。この連合会は、日本国内の金融リテラシー向上に向けて、スタートアップ企業や大手企業、金融機関などが連携して、最先端のテクノロジーを活用した金融教育を推進することを目的としています。

設立の理由

近年、資産形成の重要性が高まる一方で、日本の金融リテラシーは依然として低く、国際的な比較でも課題が多いとされています。個人が正しい知識を持つことが、将来的な経済的不安を軽減するために必要です。
日本では個人金融資産の50%以上が預金に留まっており、成長資産に活用されていないのが現状です。この問題を解決すべく、本連合会が設立されたのです。

記者会見での発表

設立に伴い開催された記者会見では、参画企業の代表者たちが日本の金融教育の現状について議論を交わしました。連合会は、知見を共有しながら、より効果的な金融教育の枠組みを構築することを目指しています。日本経済の発展に寄与することを期待して、政府や企業との連携を重視し、金融教育の充実を図ります。

具体的な政策提言

本連合会は、以下のような具体的な政策を提言しています：

- 目標水準の引き上げ: 金融教育を受けた人の割合を現在の30%台から引き上げる。
- 環境の整備: 小中学校での金融教育の義務化や、企業向けの金融教育に対する税制優遇・補助金の拡充など。
- 民間教育との連携: J-FLEC（金融教育政策）と民間業者の連携体制を強化し、安全・安心な在宅学習教育サービスを整備します。

参画企業

企業や団体の参加は今後も拡大する予定で、金融リテラシー向上に貢献するテクノロジーやサービスを提供する企業が連携し、より多様なアプローチで教育の質を高めていく見込みです。参加企業としては、株式会社ABCash Technologies、グリーンモンスター株式会社、FANTAS technology 株式会社などが名を連ねています。