メタバースの魅力
2023-01-11 10:00:01

メタバースで体験する!ゆのくにの森の新たな魅力

メタバースで体験する!ゆのくにの森の新たな魅力



石川県の広大な敷地に広がる伝統工芸村「ゆのくにの森」は、歴史ある茅葺きの古民家や風情ある風景を楽しむことができるスポットですが、最近新たな試みとして「ゆのくにの森 メタバース美術館」を開設しました。この美術館では、現地の魅力を自宅にいながらもリアルに感じる事ができます。

新しい観光の形、メタバース美術館



2023年1月11日より提供が開始されたメタバース美術館では、訪れた人々に「石川県を代表する50種類以上の伝統工芸体験」や人気の写真スポット「アンブレラスカイ」など、現地でしか味わえなかった体験をオンラインで楽しむことができます。コンテンツは14個あり、訪問者は自由にメタバースの中を移動して興味のある体験を体感できます。特に、テキストや写真では伝えきれないその魅力を、動画を通してリアルに感じることができるのです。

3Dマップで歴史を体感



この美術館の特筆すべき点は、江戸後期の「金箔の館」を含む古民家5棟を3Dマップで再現していることです。茅葺き屋根の外観を持つ古民家は、実際に訪れなくてもその情緒を感じ取ることが可能。歴史的な魅力をWEB上で効果的に再現することができるので、より多くの人にその魅力を伝えたいという思いが込められています。

オンライン説明会の開催



さらに、ゆのくにの森では「メタバース説明会」も定期的に開催され、実際にスタッフが参加者に向けて美術館の魅力紹介や質疑応答を行っています。第1回目は2023年1月26日に実施され、参加者は無料で参加できるという開かれた形が好評を博しています。

50種類以上の伝統工芸体験



従来の「ゆのくにの森」においても、輪島塗、九谷焼、山中漆器、加賀友禅など、石川県が誇る伝統工芸を体験できるスポットが点在しています。メタバース美術館では、これら多彩な工芸体験や人気スポットを一挙に味わえるため、より幅広い層に興味を持ってもらえることを目指しています。

新たな試みに期待



新滝淳子社長は、メタバース美術館を通じて、国内外の観光客にゆのくにの森の魅力をしっかりと伝えていくことの重要性を強調しています。実際に足を運ばなくても、視覚的に楽しい形でリアルな体験ができることは、今後の観光業界における新しいスタイルとなるかもしれません。

まとめ



「ゆのくにの森 メタバース美術館」は、石川県の豊かな文化と体験を新しい次元で味わえる場として機能し始めています。コロナ禍の影響で観光客が減少した中、こうした取り組みがどのような影響を及ぼすのか、その動向に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ゆのくにの森
住所
石川県小松市粟津町ナ3番地3
電話番号
0761-65-3456

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