日本画の四人展「華朋」開催
2025年4月10日から20日まで、京の画廊大雅堂にて特別展覧会「《華朋》-池坊 月刊誌『華道』の表紙を飾った四人展」が開催されます。この展覧会は、月刊誌『華道』の表紙を飾った日本画スタイルの四人の巨匠、岩田壮平、森田りえ子、田中裕子、山﨑鈴子が共演します。
展覧会の概要
この展覧会は池坊家元の意向により名付けられ、参加作家たちがそれぞれの季節をテーマにした作品を展示し、花についてのそれぞれの思いを表現します。会期中は大雅堂の1階と2階展示室で、各作家の作品を計16点展示・販売します。
- - 会期: 2025年4月10日(木)〜20日(日) 10:00〜18:00(会期中無休)
- - 会場: 大雅堂 1・2階展示室(京都市東山区祇園町北側301-2)
- - 作家: 岩田壮平、森田りえ子、田中裕子、山﨑鈴子
- - 展示作品数: 6号から10号程度の作品各4点、合計16点
出展作家の紹介
岩田壮平
愛知県出身の日本画家。2016年から2018年まで『華道』の表紙を担当し、数々の賞を受賞しています。現在は武蔵野美術大学の教授として教鞭を執る傍ら、数多くの展覧会を開催しています。
森田りえ子
兵庫県出身の森田は、日本画の世界で数多くの作品を発表。2019年から2020年にかけて『華道』の表紙を担当し、国際的にも認められる作家です。多くの賞を受賞し、様々な美術館で個展を開催しています。
田中裕子
福岡県で生まれ、京都造形芸術大学大学院を修了。彼女は日本美術院のメンバーとして活躍し、2021年から2022年まで『華道』の表紙を飾りました。学び舎での経験が彼女の作品に生かされています。
山﨑鈴子
東京都出身で、最新の『華道』表紙を担当しています。日本画の深い表現を追求し、重要な賞を受賞したこともあり、作品は高い評価を得ています。
展覧会の見どころ
花へのそれぞれの思いを表現した多様な作品群を通じて、訪れる人々は春夏秋冬それぞれの美しさや移ろいを感じることでしょう。特に、各作家の独特なスタイルで描かれた花画は目を引き、一見の価値があります。
京の街に春の息吹を感じる展覧会に、是非とも足を運んでみてください。皆様のご来場を心よりお待ちしています。