SIRUIの新作フルフレームアナモルフィックレンズが描く映画の世界

SIRUIのフルフレームアナモルフィックレンズの魅力

SIRUIが新たに発表した「50mm T2.9 1.6Xフルフレームアナモルフィックレンズ」は、映画製作の現場に新たな風を吹き込む存在です。本レンズは、これまでの1.33X APS-Cアナモルフィックレンズラインに続くもので、映像制作のクオリティを一段と引き上げることでしょう。

映画のような視覚体験

本レンズは、1.6倍のスクイーズファクターを持ち、シネマスコープアスペクト比としては2.8:1を実現します。これによって、観る者に没入感のある視覚体験を提供し、映画のような壮大な映像を楽しむことができます。特にセンサーを16:9に設定すると、IMAXに匹敵するサイズ感での撮影が可能です。これは、視聴者を映画の世界に引き込むための最適な条件と言えるでしょう。

卓越した画質

50mmという焦点距離は人間の視野に近いため、撮影した映像は自然でありつつも、深みのある物語を作り出します。また、1.6倍のスクイーズファクターのおかげで、オーバルボケが美しい形状で表現され、映像にさらなる魅力を加えています。これにより、視覚的に引き込まれるだけでなく、映像の美しさを堪能できるでしょう。

撮影者のクリエイティビティを引き出す機能

このレンズは広い画角を持ち、嫉妬されるほどの高解像度とシャープネスを誇ります。特にフルフレーム対応により、従来のAPS-Cレンズと比べて広い撮影範囲を実現しています。これにより、パン・アンド・スキャンやポストプロダクションでのクロッピングを行う際も、ピクセルの劣化を心配する必要がありません。

フレームを自在に楽しむ

このレンズの最大絞り値T2.9は、低光量条件下でも撮影を可能にし、被写体に美しい焦点を合わせることができます。背景をぼかした浅い被写界深度を利用して、ストーリーを際立たせる一方で、絞りリングはステップレスで設計されており、滑らかな調整が期待できます。

堅牢なデザインと便利な機能

SIRUIのフルフレームアナモルフィックレンズは、アルミ合金製のバレルが特徴で、洗練されつつも頑丈です。絞りリングとフォーカスリングはどちらもギア付きで、フォローフォーカスシステムを簡単に取り付けられる設計になっています。

フルフレームカメラとの互換性

本レンズは、RF、L、E、Zマウントカメラシステムに対応しており、幅広いフルフレームカメラと互換性があります。Panasonic S1H、RED KOMODO、Canon R5、Sony FX3など、さまざまな機材にフィットします。これにより、アナモルフィックレンズがもっと多くの人々にとって手の届く存在となります。

このように、SIRUIの新しいフルフレームアナモルフィックレンズは、映像制作のクオリティを高め、より多様なクリエイティブな表現を可能にする大きな可能性を秘めています。映画のように広がる画面で、新たなストーリーを描き出してみてはいかがでしょうか。