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2024年11月9日、青山学院大学にて開催された「国際P2M学会」秋季研究発表会において、教育テック大学院大学が登壇し、来年開学予定の大学院の目指す方向性を示しました。

講演では、織田竜輔事務局長が「社会課題解決に取り組む！来年度開学予定の大学院の狙いについて」と題して、大学院のミッションについて熱く語りました。

織田事務局長は、講演の中で、学習の個別化とデータ活用が、学習環境と手法にどのような変化をもたらすのか、また、業界の動向やテクノロジーの潜在力について詳細に説明しました。さらに、これらの変化に「私たちは準備できているのか？」という問いかけを投げかけ、聴衆に深く考えさせる内容となりました。

講演では、教育DXによって実現できる10項目が具体的に示されました。

1. 個別最適な学びの実現
2. 研究方法のデジタル化
3. グローバルな学びの場の提供、グローバルPBL
4. オンライン国際協働学習
5. 受講場所・時間の制約からの解放
6. AR、VRを活用した実験、社会体験
7. データやエビデンスに基づく教育効果の検証
8. データ駆動型教育
9. 学習履歴の記録、証明
10. 大学間協力、複数の大学・高等教育機関での講義が容易になる

織田事務局長は、教育界が抱える課題克服には、「教育業界の経営人材、IT人材が増加し、意識改革と業界改革が必要不可欠」と力強く訴えました。また、医療界のようにデータやエビデンスを積み重ねていくことの重要性を強調しました。

講演後には、聴衆から「大学院の『マネジメント論』でプログラム・プロジェクトマネジメントの視点を扱ってほしい」といった具体的な意見や、「ぜひ博士課程も設置してほしい」という熱心な要望が寄せられ、期待の大きさが伺えました。

来年春に開学予定の教育テック大学院大学には、未来の教育業界を担う革新的な人材が集まることが期待されます。

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