理学療法士のための副業支援スクール「リハサポ」
理学療法士の副業支援を目的とした新たなスクール「リハサポ」が2024年11月にオープンします。運営を担当するのは株式会社GO-TAsで、副業に興味を持ちながら一歩を踏み出せない理学療法士を主な対象としています。このスクールでは、SNS運用やデザイン、AIの活用方法を通じて、実践的な副業スキルを学ぶことができます。
副業ニーズの増加とその壁
理学療法士は国家資格を持ち、比較的安定した職業ではありますが、収入の伸び悩みが問題視されています。厚生労働省の調査によると、理学療法士の平均年収は約432万円で、これが全産業の平均507万円を下回っています。このため、理学療法士の中には副業を考える人が増加していますが、実際に挑戦しようとすると「何から始めれば良いか分からない」「SNSやIT技術に不安がある」「副業は本当に成功するのか心配」といった理由から行動に移せない人が多いのが現状です。
「リハサポ」が提供する支援内容
「リハサポ」では、理学療法士が直面するこれらの課題を克服するためのカリキュラムを整備しています。具体的には、SNS(InstagramやX)の運用方法、Canvaを用いた資料作成、ChatGPTを用いたコンテンツ制作など、すぐに役立つ技術を段階的に学ぶことが可能です。また、実践を通じて収益化に結びつく副業モデルを探るための支援も行っています。
- - SNS運用と案件獲得のノウハウ
- - Canvaを使った資料・動画制作
- - 副業に必要な法的知識や確定申告の指南
- - 忙しい臨床業務との両立テクニック
すべての講師陣は医療国家資格を持ち、自ら副業で成果を上げてきた実践者たちです。このように、理学療法士専用の副業ステップを提供し、受講者には伴走的なサポートが行われます。
受講生の成功事例と成績
スクール開講からわずか半年で、30名以上の受講生が参加を果たし、多くが副業による収益化を実現しています。ある受講生は、支援を受けた初月に副収入1万円を達成し、それ以降も安定して成果を上げています。Canvaを活用した資料制作から案件を獲得した例や、教育事業に参画する機会を得た受講生もいます。受講生たちは「職場外の収入源を得ることで、精神的な余裕が生まれた」と語っています。
代表者の背景とビジョン
このスクールの代表を務めるのは荒川大晴氏(27歳)で、理学療法士資格を持ち、多岐にわたる業務に取り組んでいます。彼は、教育事業の活動を通じて自身の専門性を活かし、副業を通じて収入を得る重要性を伝えることに注力しています。「臨床以外でも仕事を持つことで、職業の枠を超えた働き方ができる」との思いを胸に、「リハサポ」を立ち上げました。
今後の展望
リハサポは今後、作業療法士や言語聴覚士といった他の医療職種にも支援対象を拡大する計画です。また、法人向けのSNS教育やAI研修、さらには海外市場を視野に入れた副業支援講座の開設も考えています。私たちの目指すところは、医療職の副業を“特別なこと”ではなく“当たり前のこと”にすることです。
スクール概要
- - 名称:リハサポ
- - 開校日:2024年11月
- - 主催:株式会社GO-TAs
- - 受講者数:30名以上(2025年6月時点)
- - 公式Instagram:@rehagori
- - 無料セミナーの参加者:累計300名以上
お問い合わせ先
株式会社GO-TAs 担当:荒川大晴 Email:
[email protected]