埼玉名物生サブレ
2020-12-16 12:47:38

ウィルスにも負けない!埼玉名物生サブレの未来を担う挑戦

梅林堂と中山晃子のコラボレーション



元治元年創業の和菓子店、梅林堂が生サブレ「やわらか」の10周年を迎え、リブランディングに挑戦しています。新進気鋭の若手芸術家、中山晃子氏を起用したことで、彼女独自の感性が加わった特別なパッケージアートが注目されています。12月26日から販売開始となる新商品、「心やさしい埼玉のお菓子 生サブレ やわらか ゴールドプレーン」は、従来の味わいに加え、より一層の深みを追求した一品です。

中山晃子氏との対談



最近、梅林堂の社長、栗原良太氏と中山晃子氏の対談が行われました。この対談を通じて、中山氏のアートに対する思いや、創作に対する姿勢を深く知ることができました。中山氏は、幼いころに近くのスーパーまでの道のりで砂利を拾い続ける姿を思い出しながら、その時の母親の見守りの中で感性が磨かれていったと言います。「興味があることは何でも応援してくれた家族のおかげで、今の自分がある」と語る中山氏の言葉には、アートの根底にある「心がけ」と「関係性」が明確に現れていました。

作品に込められた思い



中山氏は、自身の作品について「受け手に自由に感じてほしい」と話し、独自の視点から生まれるアートを通じて、観る人に感情や空間を感じ取ってもらいたいという思いを表現しています。彼女の作品は、科学的かつ物理的な法則に基づいて、液体や固体など様々な材料の相互作用によって生まれます。そのため、同じ作品は二度と作れないという考えから、日々の条件や出会いが大切であることを強調しています。

菓子作りとの共通点



栗原社長も、中山氏のアートの考え方に共鳴し、菓子作りにも同じような「出会い」が大切であることを指摘しました。温度や湿度によって味が変化するお菓子作りには、自然の力と人間の感性が融合しています。互いの表現について共感を持ちつつ、今後のお菓子作りに大きなヒントを得たと言います。

未来への期待



梅林堂の新商品は、100%国産バターを使用し、今まで以上に味の深みを追求したものです。流体アートのパッケージデザインは、中山氏が手がけたもので、同商品のコンセプト「心やさしい埼玉のお菓子」が美しく表現されている点が特徴です。多様なサイズで販売されるこの生サブレは、贈り物にもぴったりです。

最後に



今後も梅林堂は、地域密着の製品作りに取り組みながら、アートとのコラボレーションを通じて新たな価値を提供していくことを目指しています。このような取り組みは、伝統的な和菓子に新しい風を吹き込むことでしょう。これはただのビジネスではなく、文化と創造力の交差点です。

株式会社梅林堂について
埼玉県熊谷市に位置する梅林堂は、1864年に創業し、150年以上にわたりお菓子の製造に携わってきました。伝統を守りながら、現代のニーズに応えるために常に革新を追求し続けています。

会社情報

会社名
株式会社梅林堂
住所
埼玉県熊谷市佐谷田1000-1
電話番号
0120-889-449

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