大人気の駄菓子コラボが実現
栃木県宇都宮市のトチギマーケット株式会社が、新しいコラボレーションTシャツとして『さくら大根』をテーマにしたアイテムを発売します。このTシャツは、遠藤食品が誇る1957年に登場した大ヒット駄菓子『さくら大根』のパッケージデザインを取り入れたもので、親しみやすいデザインが特徴です。
コラボレーションの背景
トチギマーケットは、地元の大学や企業とのコラボ商品を手がけてきました。今回は、地元の駄菓子メーカーである遠藤食品との共同作業によって生まれたこのデザインTシャツは、日常のライフスタイルに駄菓子文化を取り入れる新たな試みです。お子さまにも喜ばれるように、初めての子供サイズも用意されています。
『さくら大根』誕生のストーリー
『さくら大根』は、偶然の産物として生まれた駄菓子です。1957年、工場での一つの小さな失敗から始まりました。他の製品の酢漬け液に大根の端切れが落ち、この新しい風味が生まれました。この大根の爽やかな酸味と甘みは、瞬く間に子供たちに受け入れられ、今日まで愛され続けています。
新商品の詳細
この新しいTシャツのデザインには、キャラクター「さっちゃん」と「だいちゃん」、および象徴的な赤い丸が描かれており、見ているだけでアートのような楽しさを感じます。大人用と子供用のサイズが展開されており、各世代が楽しめるように工夫されています。販売価格は、大人サイズが3,500円(税込)、子供サイズは3,000円(税込)です。
発売日は2025年5月23日(金)から、トチギマーケットのウツノミヤテラス店および公式オンラインショップで手に入れることができます。
トチギマーケットの理念
トチギマーケット株式会社の代表、渡邉博昭氏は、地元栃木の魅力を広く伝え、「俺たちの街って、すごくいい街だよね」という思いを込めてアイテムの企画・デザインに携わっています。ユニークな製品を通じて、地域の人々を繋げ、新たなコミュニティを形成することを目指しています。
栃木県内には、自社のアパレルショップも展開しており、地域の産業とクリエイティブなデザインを融合させた商品づくりが進められています。駄菓子を通じて、世代を超えた愛され続ける文化を今後も育んでいくことでしょう。
このように、地域の魅力を再発見できるTシャツ『さくら大根』は、単なる衣服を超えて、記憶に残る思い出の一部となるに違いありません。