ウエルシアに採用された新決済端末「UT-X20」
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(以下、TMN)は、最近ウエルシアホールディングス(以下、ウエルシアグループ)に新たな決済端末「UT-X20」を導入したことを発表しました。この導入により、ウエルシアグループが運営する全国のドラッグストアでの決済システムが進化することが期待されています。
導入状況と今後の展望
TMNの新型決済端末「UT-X20」は、すでに12,000台以上が全国のウエルシア店舗で使用されています。最終的には、最大で13,000台の導入が予定されています。この端末の主な目的は、急速に進化するキャッシュレス社会において、顧客の多様な決済ニーズに応えることです。
多機能で安全な決済端末
「UT-X20」は、クレジットカードや電子マネー、共通ポイントなど、さまざまな決済方法に対応しています。この端末は、内回りと外回りの接続方式を選べるため、利用する店舗の環境に合わせた柔軟な設置が可能です。
操作も直感的でわかりやすく、なんと3つの方法(スライド、挿入、タッチ)で決済が行えるため、顧客にとって非常に便利です。また、POSシステムとの接続も容易で、店舗側の業務効率を向上させることができます。さらに、クレジットカード情報を非保持化する「P2PE」認定を取得しており、顧客のデータを安全に管理することができます。
TMNの取り組みとウエルシアとの関係
TMNは2015年からウエルシアに対して電子マネー決済サービスの提供を行っており、この間に多くの顧客ニーズを満たす取り組みを行ってきました。ウエルシアとの関係は深まり、多数の導入実績を積み重ねてきたことが、今回の端末採用に至った要因といえるでしょう。
導入された決済サービスの種類
新たに導入された「UT-X20」では、以下の決済サービスが利用可能です:
- - 電子マネー(14ブランド):WAON、交通系IC(Suica、PASMOなど)、PiTaPa、iD、QUICPay、楽天Edy
- - クレジットカード(7ブランド):VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESSなど
- - 共通ポイント(2ブランド):WAONポイント、Vポイント(読み取り専用)
これにより、顧客はさまざまな選択肢から自分に適した決済方法を選ぶことができます。
まとめと今後の展望
TMNは、今後もウエルシアグループとのさらなる連携を強化し、多様なニーズに応じたサービスを提供することで、より便利で安全な消費社会の実現に寄与していく方針です。店舗設備の革新は、顧客体験を向上させ、効率的な運営を支える重要な要素となるでしょう。