M&Aを安心して進める新しい選択肢「iTaSuK-I」とは？

北海道初！M&A表明保証保険「iTaSuK-I」の導入

ITACグループの株式会社北海道総合経営研究所（以下、北海道総研）は、 M&Aコンサルティング業務において新たに表明保証保険「iTaSuK-I」を自動付帯させることを発表しました。このサービスは、特に中小企業向けのM&Aを推進するために用意されたもので、業界初の試みです。

なぜ表明保証保険が必要だったのか？

M&Aの過程では、売手側の企業が譲渡後に意図しない簿外債務や未払残業代が発生する可能性があります。これが発覚すると、売手または買手が大きな財務負担を抱えることに繋がり、M&Aへの躊躇を生む大きな要因となっていました。

多くの企業は事業承継の手段としてM&Aを考えるものの、こうした不安から利用を避けるケースが多く、北海道の中小企業の経営者からは「M&Aを進めるのが怖い」との声が聞かれることがしばしばです。そこで北海道総研は、安心してM&Aを検討できるよう、今回の表明保証保険の導入に至りました。

自動付帯の意味と背景

新たに提供される「iTaSuK-I」保険は、ITACグループが大手損害保険会社と提携して開発したものであり、M&A案件やデューデリジェンスの自動付帯が行われます。これにより、売手と買手双方が安心してM&Aに取り組むことができ、過去の高度な専門性を要する保険とは異なり、より利用の幅を広げることが期待されています。

自動付帯される保険料は全てITACグループが負担するため、クライアントにとっての経済的負担も軽減されます。

M&Aは未来への第一歩

北海道総研は、M&Aの成約後も顧客との関係を重視し、税務顧問や人事労務顧問としてのサポートを続けます。M&Aを「終わり」ではなく、新たなビジネスのスタートと位置づけ、売手には「第二の人生」、買手には「新たなステップ」を提供したいと願っています。

このように、保険の自動付帯によって企業経営者が不安を克服し、M&Aを新たな選択肢として前向きに検討できるようになることが、北海道総研の目指すサービスのスタイルです。