タミヤホームが実施した防災の日の清掃活動
2025年9月1日、株式会社タミヤホームは防災の日に合わせ、東京の千代田区を中心に社員による清掃活動を行いました。この活動は「タミヤホーム救助プロジェクト」の一環として実施され、地域の美化とともに災害時の安全を確保することを目的としています。
1. 清掃活動の内容と実施概要
タミヤホームは、東京事務所の所在する千代田区永田町をはじめ、一都三県の10か所以上で清掃を行いました。当日は、全社員が参加し、地域に落ちているゴミを拾い集めました。この活動の背後には、元自衛官の社員が2名在籍していることが大きな要因となっています。彼らは災害派遣の経験を持ち、瓦礫で埋まった道や倒壊した家屋が、避難や救助活動を妨げるという実情を知っています。
彼らの経験が、解体事業が地域の防災・減災につながるとする確信を生み出しました。この信念は、「空き家を解体し、安全な土地にすることが、災害に強いまちづくりの第一歩である」という形で、社員の情熱と結びついています。
2. 地域への貢献と意識向上
清掃活動は地域社会の美化に貢献するだけでなく、災害時の緊急車両や救助活動を妨げる障害物を取り除く重要な任務でもあります。活動中、社員は「タミヤホーム救助プロジェクト」のビブスを着用し、地域住民に減災活動への取り組みを伝えました。特に千代田区永田町周辺では、多くの空き缶を回収し、地域の安全を保つ手助けをしました。
今後は、この活動を通じて、タミヤホームの意識が地域にも広がり、さらなる協力関係が築かれることが期待されています。
3. 今後に向けた展望
タミヤホームは、解体工事を本業とし、その活動を通じて災害時のリスクを未然に防ぐことを目指しています。老朽化した空き家は避難経路の妨げや救助活動の遅延を招く原因となるため、これらの解体・再活用は安全な住環境を整えるための重要なステップです。
また、定期的な地域清掃活動を続けることで、地域の方々の安心感を高め、さらに地域の安全に向けたご相談も受け付けることを考えています。これにより、タミヤホームの取り組みが地域にとっての真の価値となることを目指します。
4. タミヤホームの信念と活動の背景
代表取締役社長の田宮明彦氏は、この活動の背景には、社員一人一人の「まちを守る」という情熱があると語ります。元自衛官社員の経験が、このプロジェクトの核心に位置しており、単なる清掃活動にとどまらず、地域社会に災害に備えるという強い意志を示したいという目標が込められています。
社内の価値観としての「Sportsmanship」は、困っている人を助けることを含意しており、今回は新たに全社員分のビブスを用意しました。これにより、社員はいつでも地域の困りごとに手を差し伸べる姿勢を持てるように心がけています。
5. 会社情報
株式会社タミヤホームは、解体工事業を中心に、不動産ソリューション事業と空き家再生事業を手がけています。設立以来、「かいたいはみらいをかがやかせる」という理念のもと、地域の発展に寄与する活動を続けてきました。今後も、地域社会に充実したサービスを提供しながら、安全で安心な暮らしづくりに貢献していきます。