リゾートトラストが取り組む廃棄書類のリサイクル
リゾートトラスト株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:伏見有貴)は、2024年度より同社の事業活動において発生する廃棄書類のリサイクルを一層強化することを発表しました。これにより、資源の循環ループを構築し、環境への負荷を低減させる狙いです。
今回の取り組みでは、オフィスやホテルで廃棄される書類をリサイクルし、その結果生成されたトイレットペーパーを再び自社のオフィスやグループ会社のテナントビルで利用することが計画されています。このようにすることで、自社内で使われる資源の再利用が促進されます。
いままで同社では書類の廃棄時にリサイクルを行っていましたが、リサイクルが難しい種類の書類については焼却処理をしていました。しかし、このたび、業務パートナーである三井倉庫ビジネスパートナーズ株式会社の提供するリサイクルスキームを活用することで、コアレックス信栄株式会社に古紙として回収される計画が実現しました。これにより、従来は焼却されていた書類もリサイクル可能になり、焼却時に発生するCO2の削減が期待されます。
廃棄書類の資源循環ループ
資料を廃棄するとき、その一部は製紙工場でトイレットペーパーに加工され、最終的にはオフィスなどで再利用されます。これにより、一度使用された紙を再度原料とし、新しい木材の投入を抑えることが可能になります。結果として、森林資源の持続可能な利用に貢献し、廃棄物として処理される紙の量を減少させることにも繋がるのです。
リゾートトラスト株式会社は、今回の取り組みを出発点として、今後さらにリゾートトラストグループ全体で発生する廃棄書類の100%リサイクルを目指していく方針です。近年、地球温暖化や生物多様性の危機など、環境問題は急速に世界的な関心事となっています。そんな中、自社はCO2排出量の削減や生物多様性の保全を経営の重要課題(マテリアリティ)として掲げ、これらの問題に対する解決策を積極的に模索しています。
今後もリゾートトラストグループは、環境保全活動に継続的に取り組み、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。
会社概要
- - 会社名: リゾートトラスト株式会社
- - 所在地: 愛知県名古屋市中区東桜 2-18-31
- - 設立: 1973年4月
- - 代表者: 代表取締役社長 伏見 有貴
- - 資本金: 195億90百万円(2024年3月時点)