兼松グループの新たな挑戦 "兼松シードポートの設立"
2023年4月16日、兼松株式会社が新たに設立した「兼松シードポート株式会社」は、グループ全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する鍵となる存在として注目されています。新会社は、東京都千代田区丸の内に本社を置き、将来的には東京都中央区八丁堀への移転を予定しています。資本金は90百万円で、100%が兼松株式会社の株式です。
新たな基幹システムの構築
兼松シードポートの設立目的は、兼松が20年ぶりに基幹システムを刷新し、日本オラクルの「Oracle Fusion Cloud ERP」を採用することによるものです。刷新されたシステムは、柔軟性と高効率を兼ね備えた開発体制を築くことを目指し、企業全体でのデータ活用を促進します。これにより、兼松グループ全体に長期的なシナジーをもたらし、新たなビジネス機会を生み出すことを期待しています。
社名に込められた決意
「兼松シードポート」という名称には、未来への「種(Seed)」をまき、新しい価値を創造するという強い意志が込められています。また、「ポート(Port)」の意味は、人、物、データをつなぐ役割を持ち、ビジネスの変革を支えることを示しています。この名前には、商社ビジネスの起源である「港」の象徴性も反映されています。
エンジニアの育成に注力
兼松シードポートは自らを「成長し続ける組織」と位置付け、商社ビジネスの進化を支えることを目標としています。この成長を実現させるためには、ビジネスとテクノロジーに精通した優秀な人材を育成することが不可欠です。特に、現場のニーズを把握し、最適なITソリューションを提供できる人材が求められています。
新会社は、商社ビジネスの未来を一緒に切り拓くエンジニアを募集しています。最先端技術を用い、主体的に課題解決にあたる意欲を満たす人材には、豊かなキャリアと学びの場を提供します。フルスタックエンジニアとしてスキルを磨き、企業のDX推進に貢献したい方にとって、魅力的な環境が整っています。
今後の展望
今後、兼松シードポートは新たな価値創造を通じて、兼松グループ全体への貢献、さらには企業と社会の持続可能な発展に寄与することを目指します。私たちと共に未来に向かって成長していく道を選ぶ方々を心よりお待ちしております。
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