エンタメで広がるセキュリティ
2021-07-14 10:00:08
サイバーセキュリティをエンタメで広めるYouTuber「ハッカーかず」が目指すもの
サイバーセキュリティをエンタメで広めるYouTuber「ハッカーかず」の取り組み
2020年7月にスタートしたYouTubeチャンネル「ハッカーかずの部屋」では、サイバーセキュリティという一見難解なテーマを、楽しみながら学べるコンテンツとして提供しています。これにより、より多くの人々にセキュリティ意識を高めてもらうことを目指しています。
ハッカーかずとMCあかねのコンビ
「ハッカーかず」の運営者、ハッカーかず氏は、サーバ管理やサイバーセキュリティ診断、サービス開発など、豊富な経験を持つ専門家です。一方、MCあかねさんは、セキュリティに関するバックグラウンドはゼロですが、新たにセキュリティについて学んでいる最中です。この異なる背景が、視聴者にとって理解しやすいコンテンツを生み出す要因となっています。
YouTubeでの活動を始めた理由
近年、YouTubeは多くの人々の日常に深く浸透しております。コンピュータを扱う誰もが直面するテーマであるサイバーセキュリティですが、特に個人の意識は十分とは言えません。コロナ禍の影響でリモートワークやオンラインゲームが一般的になり、個人もセキュリティに対して意識を高める必要が出てきました。「ハッカーかずの部屋」は、こうした背景を受けて、個人のセキュリティ意識を高めるために立ち上がりました。
被害者の声を届ける重要性
サイバーセキュリティの重要さを伝えるためには、実際の被害に遭った人の声が不可欠です。「ハッカーかずの部屋」では、被害者のインタビューを行い、そこで得たリアルな体験談を通して警鐘を鳴らしています。この取り組みにより、視聴者は自分ごととしてセキュリティ問題を捉えやすくなります。たとえば、「身代金10万円...被害者インタビュー」の動画では、実際に被害に遭った方の体験をシェアしています。
直面する難しさと目指すもの
ただし、ハッカーという言葉の先入観から、誤解を招くことも多いです。特に視聴者が持つ知識レベルの差によって、専門的な内容が伝わりにくくなる危険性があります。そのため、「知識勝負」を避け、できるだけ身近で理解しやすいテーマ選定に力を入れることが求められています。
「オンラインのマスク」の普及を
ハッカーかず氏は、サイバーセキュリティを「オンラインのマスク」として捉えています。コンピュータウイルスはいつどこで発生するかわからず、感染すれば他者に悪影響を及ぼす危険が常に存在します。この意識を持つことこそが、全社会のセキュリティ強化につながると考えています。
特に、サイバー犯罪は被害者が加害者に転じるケースが多いため、一層の注意が必要です。個人一人ひとりが意識を高め、行動に移すことで、全体のセキュリティ対策が強化されることが期待されています。
教育への取り組み
「ハッカーかずの部屋」は、YouTubeでの活動を通じて、学校や介護施設等での教育プログラムの実施も視野に入れています。特に若い世代は、オンラインを通じてサイバーセキュリティの被害に遭うリスクが高まっています。学校教育と連携することで、より広く知識を普及させ、多くの人々が安全にオンライン活動ができる社会を目指しています。
私たちの目指すのは、日本一わかりやすいサイバーセキュリティの提供です。ぜひこの動画コンテンツを参考にし、周囲にも広めていくことが大切です。
会社情報
- 会社名
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株式会社日豊商事
- 住所
- 東京都港区芝四丁目7番6号芝ビルディング704
- 電話番号
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