微細藻類の未来
2021-03-08 11:53:52
新たな微細藻類培養技術の開発が持つ未来の可能性とは
微細藻類の新たな培養技術
株式会社アルヌールが、微細藻類の高品質な連続・大量培養技術の開発に成功した。これにより、安定した培養環境の下で微細藻類の生産性と品質が向上し、有用成分の抽出が効率的に行えるようになった。従来の自然光による培養が主流であった環境と比較し、電子制御を活用したアルヌールの技術は、より高い生産性を実現する。
アルヌールの技術背景
アルヌールは、閉鎖環境での微細藻類の培養に特化した装置やシステムを開発してきた。LEDを利用した光の調整、溶存イオン濃度やCO2濃度のコントロールによって、さまざまな培養環境を最適化し、効果的な有用成分の生産を促進。これにより、微細藻類の成長のための最適条件を研究し続けている。これまでの開発段階を経て、ついに安定した連続培養が可能となった。
ワンストップでの生産と抽出
アルヌールの技術を用いることで、微細藻類を屋内で安定的に連続培養し、収穫から有用成分の抽出までを一貫して行うことができるようになった。これにより、より効率的に高純度な成分を市場へ供給できる可能性が開けてきた。
サステナブル社会への貢献
今後、アルヌールは大量培養プラントの設計と構築を進め、さらなる規模化を目指す。環境コントロール技術の確立を進めることで、微細藻類からの有効成分の高純度抽出を実現し、サステナブルな新産業の創出を目指す。これにより、持続可能な社会の形成に寄与することが期待されている。
企業情報
株式会社アルヌールは、2020年に設立された新しい企業で、本社は東京都渋谷区に位置する同ビル内にある。代表取締役の畑宏芳氏は、バイオメディカルやヘルスケア分野に特化した研究開発を進めており、微細藻類の持つ可能性に注目している。
結論
微細藻類の未来は明るく、アルヌールが開発した最新の培養技術は、環境に優しい新しい産業の立ち上げに大きな貢献をするだろう。これからの展開に目が離せない。改めて、微細藻類の持つポテンシャルがどのように形になり、私たちの生活を豊かにしていくのか注目していきたい。
会社情報
- 会社名
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パス株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-17-11JPR原宿ビル
- 電話番号
-
03-6823-6664