Uber Japan、加賀市で初のライドシェア安全講習会を実施

Uber Japanの取り組み

2024年3月12日、Uber Japanは石川県加賀市において、同市との連携協定に基づく「加賀市版ライドシェア」の運行支援を開始しました。このサービスは、交通空白地の自治体やNPOが主体となり、地元住民や観光客の移動手段を提供することを目的としています。

ライドシェアの新しい形

「加賀市版ライドシェア」は、従来のタクシー会社によるライドシェアとは異なり、地域の特性を生かした新しい移動サービスとして注目を集めています。Uber Japanは、北陸最大級の温泉地である加賀市で、観光客や地元住民の利便性を高めるためにこの新たなサービスの提供を支援しています。

安全講習会の開催

この度の「ライドシェアドライバー向け安全講習会」には、加賀市で活動する地元ドライバー11名が参加しました。加賀第一交通が、安全運転やマナーについての座学を行い、加賀自動車学校の教官が実技指導を担当しました。利用者に安心安全な移動手段を提供するため、参加者は自家用車を使い、運行前点検や交差点での注意点を徹底的に学びました。

講習の内容

具体的には、運行前の安全点検方法や、乗客を迎える際の注意点、さらには降車サポートの方法など、ドライバーとして必要な知識を座学と実技を通じて習得しました。講習終了後には、加賀自動車学校から修了証も授与され、ドライバーたちは自信を持ってライドシェアの運行に臨むことができるようになりました。

Uberの安全機能

Uber Japanは、講習会の一環として、アプリに搭載されている各種安全機能についても紹介しました。Uberは世界中で10年以上にわたりライドシェアサービスを運営しており、乗客とドライバーの評価システム、リアルタイム位置情報共有、緊急通報機能、専属サポートチームなど、多様な安全対策を講じています。

今後の展望

Uber Japanの代表である山中志郎氏は、「加賀市版ライドシェアが地元住民や観光客に利用されていることを喜ばしく思う。安全と快適さを意識した運転を再確認する機会を提供できた」と述べています。また、「今後も新たな安全対策を導入し、信頼性の高いサービスを提供する」との意気込みも語りました。

Uberは、日本国内で7都市で「タクシー会社によるライドシェア」、さらに2都市で「自治体によるライドシェア」を支援しております。今後も地域のニーズに応じて、ライドシェアドライバー向けの安全教育やサービスの充実を目指していく方針です。