AI翻訳Bot「kotodoor」の登場
キャップドゥー・ジャパンは、2025年6月より、Chatworkに対応した新しいAI翻訳Bot「kotodoor(コトドア)」のサービスを始めると発表しました。このサービスは、中小企業向けに人気のビジネスチャットツール「Chatwork」上で利用でき、グローバルなビジネスに欠かせない多言語対応の翻訳機能を提供します。
kotodoorとは
「kotodoor」は単なる翻訳ツールではなく、異なる言語や文化を持つ人々のコミュニケーションを深めるための「扉」を開くことを目的としています。日本語を含む8言語間で瞬時に翻訳を行い、ビジネスの現場でのリアルタイムなやりとりをスムーズにすることが期待されます。これにより、社内外の関係者とのコミュニケーションがより効率的に行えるようになります。
「kotodoor」というサービス名には、言葉の壁を超えることで多様性をつなぐ「扉(door)」でありたいという思いが込められています。このサービスを活用することで、業務の円滑化に加え、安心して異なる文化の人々と対話し、信頼を築くことができるでしょう。
Chatworkとの連携
「Chatwork」は、株式会社kubellが提供する、中小企業向けのビジネスチャットツールとして、国内での利用者数が第1位を誇るサービスです。リアルタイムでのメッセージのやりとりに加え、音声通話やビデオ通話、タスク管理など多機能を備えています。「kotodoor」は、この「Chatwork」との連携により、異なる言語を話すチームメンバーとのコミュニケーションを一層促進する役割を果たします。
kotodoorの特長
- - リアルタイム翻訳:Chatwork上のメッセージを即座に翻訳します。
- - 多言語対応:日本語、中国語、英語、韓国語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、バングラデシュのベンガル語といった計8言語に対応。
- - 高精度翻訳:自然な表現を尊重した、実用的な翻訳が可能です。
- - 簡単導入:Botをチャットルームに追加するだけで使用開始できます。
利用料金
「kotodoor」の料金プランは以下の通りです。
- - 初期費用:100,000円
- - ライトプラン:月額10,000円(翻訳上限1,000回/月)
- - スタンダードプラン:月額30,000円(翻訳上限2,500回/月)
これらの料金は税抜き価格で表示されており、言語数に依る追加料金はありません。また、Chatworkの契約は別途必要となります。
無料トライアル
正式リリースに先立ち、現在「kotodoor」の無料トライアルに申し込むことができます。6月以降、順次トライアルの案内が開始される予定です。興味のある方は、ぜひキャップドゥー・ジャパンのウェブサイトをチェックしてみてください。
結論
「kotodoor」は、言語や文化の違いによるコミュニケーションの課題を解消する、心強いパートナーとなるでしょう。特に、多様なバックグラウンドを持つチームメンバーとのやりとりを円滑にしたい企業にとって、大きな助けとなることが期待されます。キャップドゥー・ジャパンでは、Chatworkをはじめとする業務改善ツールに対する導入支援やコンサルティングも行っており、企業の多様性を力に変えるためのサポート体制を整えています。
株式会社キャップドゥー・ジャパンについて
設立は2016年。熊本県に本社を置き、業務改善コンサルティングや各種クラウドサービスの提供をおこない、地域経済の活性化に貢献しています。今後も「kotodoor」を通じて、多様性を尊重した協働の未来を目指します。