株式会社ロマンライフ、グロップの安全衛生研修を導入
株式会社ロマンライフは、京都を拠点にする企業で、「京都北山マールブランシュ」という代表ブランドを展開しています。1956年に設立されたこの会社は、従業員数が550名を超え、品質と生産性の向上に長年取り組んできた一方で、従業員の安全と健康の保持にも注力しています。最近、同社はグロップの安全衛生研修を導入し、社員の安全意識を高めるための取り組みを進めています。
導入の背景
この研修の導入は、既存の委員会活動や社内施策の実効性を高めるためのものです。ロマンライフでは、従業員一人ひとりが主体的に安全を捉える文化を醸成し、現場の安全衛生を向上させることを目指しています。グロップの研修は、その目的を達成するために選ばれました。
グロップを選んだ理由
ロマンライフがグロップの研修を選んだ理由は、現場の状況やニーズに応じて内容をカスタマイズできる提案力と、きめ細やかなサポートがあるためです。この選択は、法定講習にとどまらず、実際に役立つ内容の研修を実現するための重要な要素でした。
人事責任者の降矢様は、グロップに対して「単なる義務的な研修ではなく、本当に現場で役立つ内容にしたいという私たちの要望に、親身に寄り添ってくれました」と評価しています。柔軟な対応力に対する信頼が高まった結果です。
導入後の効果
研修を受けた後、現場の雰囲気は劇的に変化しました。社員は産業医からの指摘を「なぜ必要か」と納得しながら受け入れるようになり、部門方針に「安全衛生」というキーワードが自然に組み込まれる結果につながりました。管理者と社員は自発的に改善提案を出し合い、行動を起こすことが増えました。製造部門の責任者である粂様も、「今では社員自ら安全について声を上げ、改善に取り組むようになりました」と言っています。
さらに、10年ぶりに行われた労働基準監督署の立入監査も問題なく対応でき、同業他社の事故事例や改善策を学ぶことで、社員の意識は一層高まりました。
社内・現場からの反応
研修を受けた社員からは、次のような声が寄せられています。
- - 「他社の失敗事例を自分ごととして考えられるようになりました」
- - 「産業医の指摘の意味が腑に落ちました」
これらの反応からも、安全衛生に対する意識変革が明確に進んでいることが伺えます。
今後の展望
ロマンライフでは、今後さらに高次元での現場づくりを目指しています。具体的には、リスクアセスメントの応用展開や、品質マネジメントの強化、障害特性に対応したマネジメントとヒューマンエラー対策が求められています。粂様は、より実務に根差したアドバイスをグロップに期待していると述べています。
グロップの安全衛生研修について
グロップの研修は、企業ごとの現場状況に応じたカスタマイズに特徴があります。単なる法定研修を超え、社員が主体的に取り組む安全衛生の活動を支援し、企業全体の改善文化を促進します。
事例記事へのリンク
より詳細な導入背景や現場の声については、こちらの事例記事をご覧ください:
導入事例:株式会社ロマンライフ ~「安全を“自分事”にする現場」へ~
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