AIを活用した化学物質管理システムの本格運用開始
株式会社NSD(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:今城義和)は、日鉄建材株式会社の長年の課題であった「化学物質の特定および使用量把握」の効率化に向けたシステムを開発し、本番運用を開始したことを発表しました。法律規制が厳格化する中、企業は化学物質の適切な管理が求められています。その背景には、労働安全衛生法やPRTR法などの法令があります。
システム開発の背景
日鉄建材では、製品や材料の購入先から安全データシート(SDS)を集め、これを基に事業所単位で化学物質の含有量を把握してきました。しかし、対象となる化学物質の種類は年々増加しており、手作業での調査は時間と労力がかかります。特に、膨大なデータをExcelで整理する過程では、誤認や記入漏れのリスクが生じ、コンプライアンス違反につながる恐れがありました。
そのため、NSDはグループ会社のNSD-DXテクノロジー株式会社(以下、NSD-DXT)と連携し、AI-OCR技術とNSD-DXTが独自に開発したデータ抽出アルゴリズムを活用したシステムを構築しました。これにより、化学物質の特定が自動化され、効率的に管理できるようになりました。
システム化による効果
新しいシステムでは、厚生労働省や経済産業省が提供する化学物質の情報をシステムに取り込み、登録データから該当する含有物質を自動抽出する機能があります。この機能により、化学物質が増えた場合でも、迅速に確認ができるようになりました。これまでの手作業から脱却し、時間の大幅な短縮を実現しています。
2025年4月より大阪製造所で本番運用が開始され、今後は同社の他の製造所にも展開予定です。また、他の業務に関してもこのシステムを基にした効率化を進めていく考えです。
会社概要
日鉄建材株式会社は、1973年に設立され、現在は約59億1250万円の資本金を有しています。東京都千代田区外神田に位置し、鉄鋼製品を中心とした総合建材メーカーとして、多岐にわたる事業を展開しています。これからも、安全で効率的な業務を支援する取り組みを進めていくことが期待されます。
【参考リンク】
日鉄建材公式サイト
お問い合わせ先
この取り組みに関する詳細は、以下の連絡先までお知らせください。