栃木県産イチゴが新たな高みに!
栃木県におけるイチゴ販売は今期、過去最高の数字を達成しました。その実績は、2025年5月31日現在で312億5,400万円。これは前年度の289億3,300万円を大きく上回るもので、31年連続してのトップ維持が見込まれています。この驚くべき成果は、主に「とちあいか」や「とちおとめ」、「スカイベリー」といった主力品種によるものです。
販売詳細
令和6年(2024)年から令和7年(2025)年にかけての販売期間における販売金額は312億5,400万円と、前年同月比で108%増加。特に「とちあいか」は、266億8,100万円を記録し、前年比143%を達成、他の品種も「とちおとめ」が32億6,000万円(前年比37%)、スカイベリーが13億1,100万円(前年比94%)に達しました。
出荷数量と単価
出荷数量は22,911トンで、前年同期比106%の増加。品種別に見ると、「とちあいか」は19,575トン、前年比140%の伸びを記録しました。販売単価も「とちあいか」が1,363円/㎏、とちおとめが1,361円/㎏などと、いずれも前年よりも増加しています。
成功の要因
今回の販売実績向上には、いくつかの要因が考えられます。まず、「とちあいか」が他の品種よりも高い収量を誇っているため、作付面積も前年対比143%と拡大しました。また、販売戦略として、重点市場での売り場確保や、店頭での統一的な販売促進活動が功を奏したことも挙げられます。これにより、消費者の目に触れやすくなり、販売につながったと考えられます。
今後の展望
栃木県のイチゴ生産者たちは、JAや県、さらには関連機関との連携を深め、さらなる販売促進に努めていく意向です。「いちご王国・栃木」としての地位を確立するために、引き続き高品質なイチゴの生産と販売戦略が求められるでしょう。
栃木のイチゴについて
栃木県は、いちごの生産において日本一の地位を築いています。特に「とちあいか」は、その味と品質が評価され、消費者の人気を集めています。これからも栃木県産イチゴの魅力を広めていくために、農家や関係者が一丸となって取り組んでいることは朗報です。
詳細は、
JA全農とちぎ公式HPをご覧ください。イチゴのシーズンはこれからも続きますので、是非最新の情報をチェックして、美味しい栃木県産イチゴをご堪能ください。