ミャンマー留学生が学ぶ「防災メタバース」体験が話題に

世界初の「防災メタバース」体験イベント

2025年4月17日、大阪市にある次世代型教育施設「Hero Egg」で、ミャンマー出身の留学生6名を対象に「防災メタバース」体験イベントが開催されました。このイベントは、株式会社Meta Heroesの取り組みによって実現し、留学生たちがAIやメタバースの技術を活用して防災について学ぶ機会を提供しました。

映画『少年と犬』とのコラボレーション

「Hero Egg」は、「楽しく、分かりやすく学ぶ」をテーマに掲げており、メタバースプラットフォーム「Fortnite」を利用した体験型学習が行われました。今回のイベントでは、映画『少年と犬』とのコラボマップが使用され、参加者は物語に登場する犬「多聞」と共に、災害時の行動に関するクイズにチャレンジ。ゲーム感覚で楽しみながら防災の知識を深めました。

マップ情報

- マップ入室リンク: play.fn.gg/island/6022-4244-3442
- マップコード: 6022-4244-3442

マップには、Nintendo SwitchやPS4/5、Xbox、PCなどの対応端末から参加可能です。この取り組みは、エピックゲームズによるスポンサーシップや管理ではなく、独立したクリエイティブなコンテンツとして制作されています。

参加者の声

イベントに参加したミャンマーの留学生たちからは、以下のような感想が寄せられました。
「ミャンマーでも3月に大きな地震があったので、防災について深く知ることができてとても良かったです。」
「いざという時に役立つ正しい行動について学べて、自分が正解だと思っていた行動が間違っていたことに気づきました。」

参加者は、単なる知識の習得だけでなく、正しい判断力を身に付けることの重要性も認識し、より高い防災意識を持つようになりました。

多文化共生とメタバース教育の未来

この取り組みは、多様な文化背景を持つ留学生に対して、日本社会で安全に生活するための実践的な防災知識を提供することを目的としています。また、メタバース技術の教育現場における活用の可能性も注目されています。教室の外で新たな学びを実現するこの試みは、今後の発展に期待が寄せられています。

今後、Hero Eggは年齢や国籍にかかわらず、誰でも学べる防災教育の普及を進める予定です。テクノロジーと教育を融合させることで、多文化共生社会の実現に貢献し、持続可能な地域づくりにも寄与していく所存です。

Hero Eggについて

Hero Eggは、2024年に開設されたメタバース（XR）やAIを学べるデジタル教育施設で、ゲームやAIの体験型プログラムを通して、学びの楽しさを提供しています。大阪の難波パークスに位置し、子どもから大人まで、多様な人々が共に学べる環境を整えています。

公式ウェブサイト: Hero Egg

株式会社Meta Heroes

Meta Heroesは、メタバースやAIを活用し、社会課題を解決することを目指すホールディングス企業です。リアルとメタバース、eスポーツの融合による地域の課題解決にも力を入れており、防災メタバースやAI教育、様々な社会的分野での貢献を目指しています。

設立、役員情報、所在地については公式サイトをご参照ください。

* お問い合わせ: [email protected]