タイのシーフードグリルレストラン「Kayaki」が新たなCRMサービスを導入
タイ・バンコクに本拠を置くシーフードグリルレストラン「Kayaki」は、バリューデザイン・タイからモバイルCRMサービスの提供を受けることになりました。このサービスは、顧客リレーションシップ管理を強化することを目的としており、再来店を促進する手段として期待されています。
バリューデザイン、株式会社バリューデザイン(ペイクラウドホールディングス株式会社の100%子会社)は、キャッシュレスサービスを専門に扱い、特にタイ市場において重要な役割を果たしています。日本だけでなく、インドやタイでもサービスを展開中です。具体的には、「Value Card」という店舗独自の電子マネー仕組みを実現し、全国の飲食店や小売店で顧客層の拡大やブランドの認知向上を支援しています。
「Kayaki」は、タイ初の手巻き寿司ブランド「Kanori」に由来するシーフード専門のグリルレストランです。最も新鮮な魚介類を用いた料理を提供し、独自のグリル方法によってその新鮮さを最大限引き出します。実際に刺身としても楽しめる素材を使うことで、他のシーフードレストランとは一線を画した美味しさを提供しています。
新たに導入されたモバイルCRMサービスは、顧客に特化したマーケティングアプローチを実現し、顧客データの収集と分析を通じて、個別のニーズに応じた販促策が可能になります。具体的には、顧客が1000バーツを支払うごとに1ポイントが付与され、集めたポイントに応じて会員ランクがアップするというシステムです。一般のホワイトカードから、より特典が充実したブラックカードへと移行することで、リピーターを増やす狙いです。
この施策を踏まえ、タイにおけるバリューデザインのサービス展開は急速に進み、2023年5月時点で約830店舗に達しています。顧客に対するサービスの質や利便性を向上させることで、今後更なる店舗数の拡大が見込まれます。
「Kayaki」は、今後も顧客満足度を向上させるために様々な取り組みを行っていく予定です。例えば、ポイントに基づく特典やキャンペーンの実施など、利用者にとって魅力的な要素を常に提供し続けることで、より多くのリピーターを確保したい考えです。
バリューデザインは、今後も日本国内外でのサービス拡大を目指しており、シーフード業界に限らず様々な業種において顧客との関係構築を支援する取り組みを進めていくことが期待されています。新しいプロジェクトによって、顧客は「Kayaki」で新たな食体験を楽しむことができるようになるでしょう。また、オーナーたちが日本の食文化に影響を受けたこのレストランのスタイルは、今後の成長にもつながると考えられます。
この動きは、再来店を促すだけでなく、新しい顧客を引き寄せるための重要なステップでもあります。連携を通じて「Kayaki」は、顧客とのエンゲージメントをより強化し、タイ地域においてしっかりとした基盤を築いていくことが期待されます。