新たな仮眠室体験
2019-07-22 11:01:09
社員の生産性向上を目指す仮眠室「Brain Power Nap」が登場
働き方改革や企業の生産性向上が求められる現代、私たちの睡眠環境に新たな選択肢が加わりました。その名も「Brain Power Nap」。これは、日本初の睡眠特化型IoTデバイスを活用した仮眠室です。ブレインスリープとリアルゲイトが共同で展開し、著名なスタンフォード大学の西野教授が監修を行っています。
近年、日本は睡眠負債を抱えた国として注目されており、多くの人々が十分な睡眠時間を取れていないのが現実です。睡眠不足は仕事のパフォーマンスの低下や経営効率の低下といった問題を引き起こします。そのため、企業は社員の健康管理と生産性向上に向けた取り組みを進める必要があります。「Brain Power Nap」は、そうしたニーズに対応したサービスと言えるでしょう。
「Brain Power Nap」の特長
この新しい仮眠室は、特にクリエイティブな発想が必要とされるオフィスワーカーを対象として設計されています。以下の特長があります。
1. プライベート仮眠空間
「Brain Power Nap」では、各自がプライベートな仮眠空間を持つことができ、周囲の音や他者の視線を気にすることなく休息に専念できます。また、短時間で質の高い仮眠を得るため、冷たい水を飲んでから仮眠室に入ることが推奨されています。
2. 睡眠特化型IoTデバイスの導入
この仮眠室には、香り、音、光、温度や湿度といった要素を自動的に調整するIoTデバイスが設置されています。これにより、限られた時間の中で、より質の高い睡眠環境が実現されます。
3. 効果の検証とデータ収集
利用者からのフィードバックを基に、仮眠の効果を継続的に検証し、データを蓄積していくことにも重きを置いています。これによって、仮眠の有用性についての科学的知見を深め、実社会での実装を進めていく考えです。
益々注目される昼寝
厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針」にも記されているように、昼寝は仕事の効率を向上させるためにも重要です。特に午後、眠気が生じやすい時間帯に短時間の仮眠を取ることが推奨されています。
施設の概要
仮眠室「Brain Power Nap」は、東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイス内にオープン予定です。この複合施設では、約300坪のワークプレイスを中心に、各種サービスが展開される予定で、地域コミュニティの活性化にも寄与することを目指しています。
この仮眠室の利用を通じて、企業は社員の健康と生産性の向上を図ると同時に、革新的なワークスタイルの実現を目指しています。現代社会において、睡眠の質はますます重要な要素となっており、「Brain Power Nap」が新しい働き方をサポートすることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブレインスリープ
- 住所
- 東京都千代田区丸の内JPタワー26階
- 電話番号
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