寒い冬を温かく過ごす「ゆずりんご風呂」
12月22日の冬至を前に、埼玉県児玉郡にあるおふろcafe 白寿の湯では「ゆずりんご風呂」が開催されます。このユニークなイベントは、毎年冬至の時期に、埼玉の名産品であるゆずと、群馬の名産品であるりんごを生かした特別なお風呂です。
白寿の湯は群馬県と埼玉県の境界に位置する日帰り温泉で、毎年この時期に、男女の露天風呂にそれぞれの名産品を浮かべて温泉を楽しむイベントを実施しています。2025年の開催も、公式サイトで告知されています。
りんごの選別と泉質のこだわり
今年は、群馬県の藤岡市三波川にあるりんご農家から傷がついて市場に出せないりんごを分けてもらい、これをお風呂に浮かべることに決めました。この試みは、地域の農産物を大切にすることにもつながります。傷がついても美味しいものを無駄にせず、地域活性化への一助となるこの取り組みは、参加者にも喜ばれることでしょう。
白寿の湯は、その泉質も特徴的です。ナトリウム・塩化物強塩泉であるこの温泉は、「熱の湯」としても知られ、寒い冬の日には特に魅力的です。体の芯から温まることで、風邪を引くこともなく、快適に冬を乗り越えられるはずです。この「冬至のゆず風呂は風邪知らず」という風習にも後押しされ、参加者は心身ともにリフレッシュできます。
お風呂の詳細と新たな楽しみ
「ゆずりんご風呂」の実施は、2025年12月20日から26日まで行われる予定です。男女露天風呂でのこの特別な企画は、すでに多くの参加者からの関心を集めています。これに加えて、白寿の湯では、2024年6月にリニューアルを施し、埼玉県初となる回転式流しそうめん機を導入した「流しそうめんテラス」が新たにオープンしました。湯あがりに流しそうめんを楽しむことができる新たな魅力が加わり、ますます訪れる価値が高まりました。
また、ソロ湯治やカップル利用向けの「湯あがりラウンジ」も新設され、リラックスした時間をより快適に過ごせる空間が広がっています。自然に囲まれたのどかな環境の中で、心地よい温泉と共に地元の名産を楽しむ贅沢な時間を過ごしましょう。
地域貢献への思い
株式会社温泉道場が運営するここの施設は、地域資源を活かした新たな価値創造を目指しています。このようなイベントを通じて、地域の名産品や文化を広めることができるのは、地元を元気にする一環とも言えるでしょう。
おふろcafe 白寿の湯は、埼玉県児玉郡神川町に位置し、天然温泉に身をゆだねながら、地域の魅力を感じることができる場所です。この冬、ぜひ「ゆずりんご風呂」を体験しに訪れてみてはいかがでしょうか。温もりとともに、特別なひとときを過ごすことができることでしょう。
基本情報
- - 施設名: おふろcafe 白寿の湯
- - 所在地: 埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
- - 公式サイト: おふろcafe 白寿の湯