カメルーン国立公園のマルミミゾウ保護の重要性
現在、カメルーンのロベケ国立公園において、マルミミゾウの保護活動を目的としたクラウドファンディングが進行中です。この活動は、4月18日(金)23:00をもって締切を迎えます。すでに3月5日より開始されたこのプロジェクトは、多くの方々の支援を必要としています。私たちの協力によって、未来の世代にもマルミミゾウが生きる環境を残すことができるでしょう。
マルミミゾウの現状
全世界の動物園にはわずか3頭のマルミミゾウが飼育されており、日本の広島市安佐動物公園ではそのうち2頭が生活しています。この秋には新たに赤ちゃんの誕生が期待されていますが、野生のマルミミゾウは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにおいて、絶滅危惧種に分類されているため、種の存続が危ぶまれています。特に近年では、密猟や生息地の破壊により、マルミミゾウの数は急激に減少しています。
今回のクラウドファンディングの目的
これまでの10年間、私たちUAPACAAパートナーズは、森や野生動物を守る活動に取り組んできました。その支援により、マルミミゾウに対する脅威を減少させ、密猟ゼロを達成することができました。今回のクラウドファンディングでは、国立公園内の要所にある「ポン・カッセ」ガードポストの維持運営費を調達します。
必要経費は最低限500万円で、さらに日本からの技術支援を行うための渡航費が別途かかります。また、事務経費も含まれるため、全体で約700万円の予算が必要です。この活動が成功すれば、引き続きマルミミゾウの生息環境を守ることができます。
森林生態系とマルミミゾウの関係
マルミミゾウは、アフリカの熱帯ジャングルにおいて重要な役割を果たしています。彼らが果実を食べ、糞として排泄することで新たな植物が育ち、その生態系全体を支える存在となります。しかし、密猟による個体数の減少や森林伐採が進むと、ジャングルの存続自体も危うくなるのです。
特に、マルミミゾウが食べる樹種は、彼らの存在がなければ次世代を残すことができません。これにより、熱帯ジャングルの生態系は崩れ、他の動植物にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。私たちの支援が、彼らの生息環境の保護に直結するのです。
今後の展望
クラウドファンディング終了までの時間が限られている中、多くの方々の参加を呼び掛けます。皆さんの支援が、マルミミゾウだけでなく、アフリカの熱帯ジャングルをも守る大きな一歩となります。私たちと一緒に、未来へとつながる活動に参加しませんか?
クラウドファンディングページ:
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私たち、UAPACAA国際保全パートナーズと共に、マルミミゾウの未来を守る活動に協力していきましょう。皆様のご参加お待ちしています!