キャタラー、環境貢献を目指し東京都心に新分室開設
株式会社キャタラーは、環境保護への積極的な取り組みを加速させるため、東京都心のビジネスエリアに新たな分室「Cataler Link Tokyo」を設立しました。この分室は、情報収集と他企業とのコラボレーションを促進する場として位置づけられ、将来のビジネス創造のための拠点となることを目指しています。
背景と目的
世界各国でカーボンニュートラルに向けた動きが加速する中、企業はその責任を果たすべく様々な施策に取り組んでいます。これに応じてキャタラーも、自動車用触媒を通じた有害ガスの無害化だけでなく、培った技術を駆使して循環型社会と脱炭素社会の実現に貢献し続ける姿勢を示しています。
新しい分室「Cataler Link Tokyo」では、環境問題に関心のある仲間を募り、より多くのアイデアとリソースを結集することで、次世代のビジネスモデルを創出していく考えです。この分室はただのオフィスではなく、様々な企業との連携を深め、環境問題解決のための実質的なアイデアを生み出すためのハブとなることを期待されています。
新たなビジネス領域への挑戦
キャタラーは、最近発表した「GLOBAL VISION 2035」において、新たなビジネス領域を「資源・エネルギー問題を解決する技術」と定めました。これにより、環境問題を解決するための新技術の開発を目指しており、特に以下の領域に注力しています。
- - カーボンリサイクル:二酸化炭素を元に戻して有用な資源に変換する技術。
- - 窒素資源の活用:アンモニアなどを用いた次世代技術の開発。
- - 水素技術:安全かつ効率的な水素生産・利用法の提案。
これらの分野では、排出ガス浄化触媒で培ったハニカム触媒の技術を活かし、独自のフロー合成技術を用いて、新しい解決策を模索しています。これにより、より安全で省資源かつ省エネルギーな技術の推進に取り組む予定です。
会社概要
キャタラーは1967年に設立され、静岡県掛川市に本社を構えています。主に排出ガス浄化触媒に関わる事業を展開しており、次世代車用電池素材事業にも挑戦しています。環境問題に取り組む企業として、持続可能な社会の実現に寄与するため、引き続き努力していく所存です。
詳細については、公式ウェブサイト(
キャタラー公式サイト)をご覧ください。