都心不動産マーケットは活況!三井不動産リアルティが最新動向を発表
三井不動産リアルティ株式会社は、都心不動産の個人向けコンサルティング総合窓口「リアルプラン」を通じて、独自に集計した「プレミアムマンション」のデータをもとに、都心不動産売買マーケットの最新動向を調査しました。
2024年1月~3月期の調査結果では、プレミアムマンション全体の平均成約価格が前年同期比24.5%増の2億5,156万円と、集計開始以降の最高値を更新しました。成約件数も前年同期比26.0%増の174件と増加し、活況なマーケットが継続していることが明らかになりました。
プレミアムマンションの価格上昇と在庫減少
調査によると、プレミアムマンションの平均売出価格は前年同期比27.7%増の2億9,107万円と、こちらも集計開始以降の最高値を更新しました。一方で、在庫物件数は前年同期比21.4%減少し、4期連続で減少傾向にあります。このことから、都心不動産マーケットは需給が引き締まり、売り手市場が継続していると言えるでしょう。
需要の高まりが価格上昇を牽引
成約価格の上昇は、プレミアムマンションに対する旺盛な需要が背景にあると考えられます。調査では、成約価格と売出価格の乖離率が1.56%と集計開始以降初めて1%台となり、需要の高まりが伺えます。
今後の注目点
今後、三田ガーデンヒルズやWORLD TOWER RESIDENCEなど、大型新築分譲マンションの引渡しが控えています。在庫物件数の減少傾向と売出価格の上昇がどのように推移していくのか、今後の動向が注目されます。
「リアルプラン」によるサポート
三井不動産リアルティは、都心不動産の売買や活用をお考えのお客さまに対して、きめ細やかな個別コンサルティングサービス「リアルプラン」を提供しています。変化の激しい時代において、お客さまの大切な資産を最大限活かすべく、幅広い支援を行っていくとしています。
まとめ
三井不動産リアルティの調査結果から、都心不動産マーケットは活況を呈しており、特にプレミアムマンションは高い需要と価格上昇が見られることがわかりました。今後の経済金融情勢や大型新築物件のリセール、インバウンド需要の動向など、様々な要因が市場に影響を与えると考えられます。