齋藤智子氏のアロマ展
2023-10-11 10:30:01
アロマの第一人者、齋藤智子氏の個展が東京で開催!五感を満たす香り体験
アロマの第一人者、齋藤智子氏の個展が東京で開催
アロマ調香デザイン®︎の第一人者として知られる齋藤智子氏が主宰するTOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIOが、2023年10月20日から28日にかけて、東京・南青山のe’interiorsにて初の香りのエキシビションを開催しました。
五感を満たす香り空間
本展覧会のテーマは「24/7/365」。コロナ禍を経て変化したライフスタイルにおける「HOME」での過ごし方を、香りのデザインによって演出するというコンセプトのもと、1日を通しての暮らしを香りで表現したインスタレーションが展開されました。
会場は3つのフロアに分かれており、1階は朝のリビングルーム、2階は午後のダイニングルーム、3階は夜のベッドルームというように、時間帯と空間を異なる香りの演出で表現。各フロアを繋ぐのは、齋藤氏がアロマ調香デザインの軸としている「日本の木」の香りです。檜、杉、そして芳樟など、日本の森を思わせる香りが来場者の五感を優しく包み込みました。
会場限定アイテム:木村硝子店とのコラボレーション
本展では、木村硝子店とのコラボレーションによる限定アロマディフューザー「O-zero-」が販売されました。繊細なガラスの器に、日本の木々や青ベルガモットなどをブレンドしたオリジナルアロマオイルを垂らすことで、穏やかで心地よい香りが広がる、まさに「香りの宝石箱」と言えるアイテムです。洗練されたデザインと、天然精油のみを使用した上質な香りは、来場者から大きな好評を得ていました。
6000種以上のブレンドから生まれた「O-zero-」
「O-zero-」は、齋藤氏の原点である京都の自然をイメージして作られた香りです。清らかな川の透明感、森を吹き抜ける風、木々の揺れる音…こうした自然の情景を想起させる、繊細で奥行きのある香りが特徴です。
15年以上に渡り、6000種以上の香りを創作してきた齋藤氏。その経験と技術が凝縮された「O-zero-」は、天然精油のみを使用し、人工の香料や着色料、石油成分は一切含まれていません。火や電気を使わず、香りそのものをシンプルに楽しめるのも魅力です。
DESIGNART TOKYO 2023への出展
本展は、デザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2023」への出展を記念して開催されました。「Sparks 〜思考の解放〜」をテーマとする本イベントは、国内外のクリエイターたちが集結し、革新的な作品が多数発表されました。TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIOは、その中でも、五感を刺激する香りのインスタレーションで来場者を楽しませました。
齋藤智子氏:アロマ調香デザインへの情熱
齋藤氏は、幼い頃から白檀の香りに魅せられ、調香の世界へと足を踏み入れました。Panasonic Exhibition「TRANSITIONS」では、ミラノサローネで60万人の心を動かすなど、数々の実績を誇ります。企業やホテル、ブランドなど幅広い分野でアロマ空間演出を手掛け、近年は化粧品開発や書籍執筆など、活動の場を広げ続けています。
本展覧会は、齋藤氏の「天然の香りで、調える」という哲学が凝縮された、まさに集大成と言えるイベントとなりました。天然精油の持つ力強さと繊細さを改めて感じさせる、忘れられない体験となりました。
会社情報
- 会社名
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TS Aromatique株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-8-408
- 電話番号
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