富山県発のパッケージング会社、タイヨーパッケージがTOKYO PRO Marketへ上場!
富山県中新川郡立山町に本社を置く株式会社タイヨーパッケージが、2023年[月日]に東京証券取引所のTOKYO PRO Marketへ上場しました。
タイヨーパッケージは、医薬品パッケージを軸とした包材の製造や包装の受託、そしてこれらに付随する業務を展開する会社です。全国の医薬品や健康食品メーカーに箱(パッケージ)を販売し、デザインや印刷加工なども行っています。
同社は富山県に本社を置きながらも、東京、大阪、愛知、福岡にも営業拠点を持ち、デザイン拠点は富山と東京、製造拠点は富山に3つを構えています。
医療用医薬品のパッケージ製造を主力事業とし、一般用医薬品、健康食品・化粧品、食品・菓子のパッケージ製造も行っています。さらに、顧客から製品を預かり、包装と出荷までを請け負うサービスも提供しており、パッケージ製造から包装・出荷までをトータルでサポートする体制が強みです。
パッケージだけでなく、パズルやかるた等の紙製の文具製造も、大手玩具メーカー等からの受託を通じて長年行っています。
上場に至る背景
タイヨーパッケージは、さらなる企業成長を目指し、TOKYO PRO Marketへの上場を決断しました。上場準備過程を通して組織力を強化し、社会的信用・知名度を向上させるとともに、優秀な人材を獲得することで、更なる事業拡大を図ることを目指しています。
日本M&Aセンターの支援
今回の上場は、M&A仲介業のリーディングカンパニーである株式会社日本M&Aセンターが担当J-Adviserとして支援を行いました。日本M&Aセンターは、企業成長促進や事業承継、一般市場への上場に向けた体制整備を目的に、TOKYO PRO Marketへの上場支援を積極的に行っています。
タイヨーパッケージは、日本M&Aセンターが担当J-Adviserとして上場した36番目の企業となります。
上場後の成長支援
日本M&Aセンターは、TOKYO PRO Marketへの新規上場サポートだけでなく、上場後の成長支援にも力を入れています。M&Aのリーディングカンパニーとして、海外進出や新規事業の創出、適時開示のアドバイス、組織経営のモニタリングなど、多岐にわたる支援を提供しています。
また、IPOを支援する監査法人、公認会計士、既存上場企業との連携を強化することで、全国に“スター企業”を誕生させ、地域経済の活性化や雇用創出など、真の地方創生の実現に貢献していくことを目指しています。
今後の展望
タイヨーパッケージは、印刷・パッケージング会社として、常に独自の技術開発に努め、包装機能と企画・情報を提供していくことで、顧客のニーズに応えていきます。今後も、上場を機に更なる事業成長を目指し、社会に貢献していくことを目指しています。