シャンパーニュ業界に革命をもたらす!テルモンとNeolineの提携
シャンパーニュの名門、メゾン・テルモンが、サステナブルな取り組みを進める海運会社Neolineとの提携を発表しました。この取り組みは、特に環境に優しい方法でのシャンパーニュの輸送に向けた初の一歩として注目されています。2025年までに、風力による海上輸送を使って北米市場への輸出を開始する計画です。
テルモンの挑戦
テルモンは、百年以上にわたる歴史を持つシャンパーニュメゾンで、創業以来自然と向き合い、シャンパーニュ造りに取り組んできました。「母なる自然の名のもとに」という理念を掲げ、これまでに多くのサステナブルな取り組みを行ってきました。今回の提携により、さらに一歩進むことになります。
このプロジェクトでは、世界初の風力貨物船「ネオライナー・オリジン」を使用し、航海あたりのCO₂排出量を従来の海上輸送と比較して80%削減することが可能です。この船が最初の大西洋横断航海を行い、テルモンの大型ボトルBalthazar(12リットル)が積載され、2025年の北米市場向けに出荷される予定となっています。
風力輸送の意義
長年、海上輸送は重油推進の船舶によって行われてきましたが、Neolineの新しいアプローチはその常識を覆します。風力によって動く貨物船は、コンテナ全体を効率的に輸送できるため、より環境に優しい選択肢を提供します。このような革新は、二つの企業が共通の目標である「脱炭素化」に向けて連携することで実現しました。
式典では、船の錨にシャンパーニュ・テルモンのボトルを注ぐ儀式も行われ、これは商業活動における脱炭素化を目指すという理念を象徴するものとなりました。メゾン・テルモンのルドヴィック・ドゥ・プレシ社長は、「母なる自然の名のもとに、全ての活動において環境への配慮を徹底します」と力強く語りました。
テルモンの未来に向けた取り組み
テルモンは、シャンパーニュを造る過程を通じてサステナビリティを推進しています。2021年から開始したプロジェクトでは、農業を有機再生農業に転換する取り組みや、生物多様性の保護を行っています。2050年までにネットゼロの達成を目指し、CO₂排出量削減に努めているのです。
これまでにも、再利用可能な包装の開発や軽量化されたボトルの使用を推進。また、航空輸送の全面廃止や再生可能エネルギーの利用など、あらゆる面で環境配慮型の革新を実施してきました。
まとめ
今回のテルモンとNeolineの提携は、シャンパーニュ業界に新たな風を吹き込み、持続可能な未来を築くための大きな一歩といえるでしょう。二つの企業がもたらす革新は、ただ味わい深いシャンパーニュを生産するだけではなく、地球環境への配慮を持った取り組みへと変わっていくことが期待されます。これからのテルモンの展開に目が離せません。