幸せを贈る文化を伝える！はっぴーだるまの魅力と誕生秘話

「はっぴーだるま」は、大切な人への贈り物として新たな価値を提案するアイテムです。東京都足立区に位置する『株式会社Crista』が製造するこのだるまは、見た目もカラフルでかわいらしく、まさに「応援団長」としての存在感を放っています。ここでは、その背景や高橋美帆代表の思いをお伝えします。

１. 「はっぴーだるま」の誕生経緯

高橋美帆さんは以前、群馬県高崎市でプリザーブドフラワーを扱う会社の役員をしていましたが、経営上の問題に直面し、何か新たな道を模索していた頃、だるま市で運命的な出会いを果たしました。その際、職人からだるまの由来や願掛けの文化を学び、赤い大きなだるまを購入。それを飾ることで、経営にポジティブな変化が訪れることを実感しました。

その後、高橋さんは「だるまとプリザーブドフラワーを組み合わせるアイデア」を思いつき、みんながハッピーになれるように願いを込めた「はっぴーだるま」を生み出したのです。

２. カラフルなデザインと願掛けの文化

「はっぴーだるま」は、カラフルな色合いとデザインが特徴です。赤やピンクなど多彩な色を用意し、ギフトとしても喜ばれるように工夫されています。さらに、だるまの眉毛や髭は金色で描かれ、特別な印象を与えています。このような細部へのこだわりは、相手の幸せを本気で願う高橋さんの思いが込められているからこそ。

３. 国内外での展開

2011年にはフランス・パリでの『JAPAN EXPO』に出展し、国際的な舞台での成功も経験。その後も、企業のノベルティやワークショップを通じて多くの人々に親しまれています。しかし、2020年のコロナ禍では、販売数が大幅に減少しました。しかし、高橋さんは逆境をも乗り越え、ワークショップを開設し、お客様に直接「はっぴーだるま」を体験してもらう場を提供することにしました。

４. 地元との結びつき

2017年には「Tokyo Tokyo」公式アイテムに認定され、さらに2021年には足立ブランドに認定されました。これにより、地域とのつながりが一層強まり、地元名産を目指す意欲も高まっています。当初の「幸せを贈る」というコンセプトを守りながら、地元の魅力を発信することに力を入れています。

５. 若い世代に響く取り組み

「はっぴーだるま工房」では、様々な年代の方々がウィークショップを経て、オリジナルのだるまを作ることができる環境を整えています。特に親子連れや外国人観光客の参加が多く、国境を越えた共感を呼んでいます。高橋さんは、自身の作っただるまが誰かの「応援団長」になり得ることを強調し、自信を持つことの大切さを訴えています。

まとめ

「はっぴーだるま」は、ただの置物ではなく、相手への気持ちや願いをシリーズ化した感情のキャリアでもあります。大切な誰かを思いながら、あたたかい気持ちを込めてだるまを包み込む。その姿は、新たな愛情の形を提示してくれます。

ぜひ、2025年2月12日(水)から14日(金)まで開催される「第99回東京インターナショナルギフト・ショー」に行って、自分だけのはっぴーだるまを見つけてください。