楽に業務を行う時代がやってくる
株式会社ラクスが、請求書発行から債権管理までをより楽にするさまざまなAI機能を2025年10月から順次導入すると発表しました。この新たな機能の導入により、斬新な業務効率化が期待されています。
「楽楽明細」とは
「楽楽明細」は、請求書や納品書、支払明細などを手軽に発行できるクラウドベースのシステムです。ユーザーは帳票データを「楽楽明細」へアップロードするだけで、取引先への自動発行が可能になります。発行方法もWEB、メール、郵送、FAXから選べ、これにより"印刷・封入・発送"といった手間がまったく必要なくなるのが魅力です。
「楽楽債権管理」とは
一方で「楽楽債権管理」は、請求データと入金データを自動的に照合するシステムです。これにより経理担当者の確認作業が大幅に減少し、手作業によるミスのリスクを軽減します。事務作業の効率化を図るだけでなく、督促を忘れてしまうことも防ぐ仕様となっており、経理業務全体の迅速化に寄与します。
業務プロセスの簡素化
普段の業務では、請求書の発行や債権管理には複雑なフローがあるのが実情です。しかし、ラクスはAI機能を実装することでこれをシンプルにすることを目指しています。特に「楽楽明細」は、業務効率化の実現に向けて開発を進めており、専用のAIチームが事業部直下に設立されることになりました。このチームは、高度な生成AIや深層学習技術を使い、既存の知見を活用して効率的な開発を行います。
担当者の負担軽減
AI機能が搭載されれば、請求書や債権管理の担当者は手間のかかる作業から解放され、業務に集中できる環境が整うことになります。督促作業にかかるストレスも軽減され、心理的な負担が薄れ、より生産性の高い業務を行えるようになるでしょう。ラクスはこのように、関係者全員にとって楽な業務環境を提供することを重視しています。
楽楽クラウドの統合
今後、ラクスは「楽楽クラウド」を通じて「楽楽販売」や「楽楽明細」「楽楽債権管理」等、複数の製品を強化する方針です。これにより、販売管理から請求書の発行、さらには債権管理まで、一貫したソリューションを提供し企業全体の生産性を向上させる全体的な業務支援を実現します。
会社概要
株式会社ラクスは、2000年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。代表取締役は中村崇則氏で、資本金は約3億7,837万円です。クラウドサービス事業を中心に展開し、今後の業務効率化に向けた取り組みに注目です。公式ウェブサイトも活用して、最新の情報をチェックしてみてください。
公式サイト:
ラクス