オーディオブックで楽しむ新しい運動スタイル「耳活」普及の実態
近年、健康やフィットネスへの関心が高まる中、オーディオブックを聴きながらスポーツを行う「耳活ウォーキング」や「耳活フィットネス」が注目を集めています。株式会社オトバンクが実施した調査によると、オーディオブックユーザーの68%がこのスタイルを実践しており、特に毎週3回以上取り組む人が55.4%という結果が出ています。この新しい運動スタイルの実情を詳しく探っていきましょう。
調査の概要と調査背景
オトバンクと関西福祉科学大学が協力したこの調査は、オーディオブックを楽しむついでに運動することで、認知機能の向上にも寄与することが示されています。調査対象は「audiobook.jp」のユーザー1,410名で、さまざまな年齢層が参加しました。耳活とは、オーディオブックを聴きながらの運動スタイルを指し、ウォーキングや筋トレ、そしてランニング等の活動を含みます。
実践率と習慣化の実態
調査結果によると、もともと運動をしていた層だけでなく、なかなか運動習慣がなかった人々も耳活に引き込まれているようです。「耳活ウォーキング」や「耳活フィットネス」に取り組んでいると答えた人は68%に上り、その多くが日常的にこのスタイルを取り入れていることが分かりました。
実に、62.5%が取り組みを1年以上継続しており、その中でも「ほぼ毎日」運動をする人が21.3%、さらには「週5〜6日」運動を行っている人も約11.6%を占めました。このことから、耳活の効果が高く、長期的に継続しやすいことが伺えます。
運動と読書の融合
耳活の最大の魅力は、運動をしながら読書ができる時間の効率性です。多くのユーザーが「運動しながら読書ができる」と認識し、「ながら学習」を通じて自己研鑽を図るというスタイルが広がっています。調査では62.6%が時間効率が良いと感じており、52.4%は学びの機会を増やせていると回答しています。
人気の運動種目とは
耳活で取り入れられる運動としては、圧倒的に「ウォーキング・散歩」が人気です。実に82.2%の人がこの種目を選んでおり、気軽に始めやすいことがその理由のひとつかもしれません。また、筋トレやストレッチ、ランニングも一定の人気がありますが、ウォーキングが多く選ばれていることから、耳活運動の敷居が低いことが印象的です。
自己啓発からビジネス書まで
耳活を行う際に選ばれるオーディオブックのジャンルでは、自己啓発や文芸が特に人気で、57.1%の人が自己啓発を選んでいます。多くのユーザーが「学びになること」や「没入感」を求めており、選定基準でも自己研鑽が重視されていることが分かります。
オーディオブックの世界
オーディオブックは、気軽に読書を楽しめる新たな形態として、紙や電子書籍と並ぶ存在感を示しています。移動中や家事の合間など、さまざまなシーンで手軽に「ながら読書」を実現できるため、利用者が急増しています。
オトバンクが運営する「audiobook.jp」では、聴き放題プランも用意されており、ユーザーは豊富な選択肢からオーディオブックを楽しむことができます。加えて、実施されている調査や研究は、耳活の普及に向けた重要な一歩として位置付けられています。
まとめ
耳活ウォーキングや耳活フィットネスは、新しい運動習慣として、多くの良い効果を人々にもたらしています。体を動かしながら心も豊かにする「耳活」というスタイルは、今後も広がりを見せることでしょう。これからもオーディオブックを通じた「ながら学習」と健康的なライフスタイルの融合に期待が高まります。