次世代の物流を支えるExotecの革新技術が東京で初公開

Exotecが見せる未来の物流

2025年9月、東京国際展示場（東京ビッグサイト）で開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に、倉庫自動化ロボティクス企業Exotecが出展します。この展示会は「物流を止めない。社会を動かす。」をテーマに、最新の物流機器やシステムが一堂に集まるイベントです。Exotecはこの機会を利用して、新たに進化した次世代Skypodロボットを披露します。

次世代Skypodの新機能とは？

ExotecのSkypodが今年2月に発表された新機能は、倉庫の生産性と柔軟性を大幅に向上させるために設計されています。具体的には、次の4つの機能が搭載されています。

1. 一時保管機能（バッファー）
ピッキング済みのコンテナや梱包済み段ボールをラック内に一時保管するシステムで、外部バッファーの必要がなくなります。これによりスペースの節約と工程間の移動時間の削減が実現します。

2. 自動順立て機能
配送ルートや棚入れの順番に基づいてロボットが自動で出庫を制御します。これにより、積込みや店舗での作業時間を大幅に短縮することが可能です。

3. 出荷箱自動選定機能
商品のサイズや数量に基づき、最適な箱を自動的に選定してその場で梱包します。この機能は資材の削減と積載効率の向上に寄与します。

4. ピック＆パック機能
ピッキングと箱詰めを同一のステーションで行います。動線を短縮することで工数を削減し、省スペース化を実現。オペレーターの負担を軽減しつつ、スループットを向上させます。

これらの新機能を使用することで、B2B、B2C、オムニチャネルをシームレスに一つのシステムで運用でき、保管から出荷までの全工程を最適化することが可能です。特に繁忙期や多品種少量の出荷に迅速に対応でき、倉庫全体の生産性や出荷精度を高めることができます。

展示会およびセミナー情報

Exotecは、2025年9月10日から12日までの期間中、東京ビッグサイトの東展示棟5ホールでブース番号5-110に出展します。展示時間は毎日10:00から17:00までです。また、9月12日には出展者向けセミナーを開催し、Skypodの新機能についての詳細な説明を行います。セミナーでは、Exotec Nihonの立脇社長が、世界の大手企業がどのようにSkypodシステムを活用しているか、またその機能が物流現場に与える変革について具体的な事例を交えて講演します。

スペシャルデモツアー

展示会の期間中には、東京・新木場に位置する「Exotec 東京デモセンター」にて次世代Skypodのデモシステム見学ツアーも実施します。ダイナミックなロボットの動きや、操作性が向上したワークステーションで実際にピッキングを体験できるだけでなく、イマーシブな空間で顧客の倉庫のバーチャル体験も行えます。このツアーは先着順で定員に達し次第終了するため、興味のある方はお早めに申し込むことをお勧めします。

Exotecとは

Exotecは、世界的に展開する倉庫自動化ロボティクス企業であり、主要なブランドのビジネスの支援を行っています。革新性の高いハードウェアと高度なソフトウェアを融合させることで、作業効率の向上や労働環境の改善に寄与しています。これまでにGap Inc.やCarrefour、Decathlon、UNIQLOなど、50を超える業界のリーディングブランドに採用され、全球で150以上の顧客拠点でオペレーションの改善を実現しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。