犬と猫の動物病院利用状況調査
アイペット損害保険株式会社が実施した調査によると、犬と猫の飼育者2,000名を対象に、動物病院の利用状況が詳細に明らかになりました。
調査結果の概要
調査は犬・猫の飼育者各1,000名に行われ、次のような興味深い結果が得られました。まず、約8割の飼育者が「かかりつけ病院」を持ち、必要に応じて二次診療施設を利用していることが示されました。これは、ペットの健康管理において重要な役割を果たす「かかりつけ病院」の存在を強調しています。
通院状況の変化
また、年齢別の通院経験に注目すると、特に4-7歳の時期に通院回数が低下し、シニア期に入ると再び通院が増える傾向が見られました。これは、成犬・成猫が健康を維持しやすい時期であることを示唆しているのかもしれません。
ペット保険の影響
さらに、ペット保険の加入が通院頻度に与える影響も確認されました。ペット保険に加入している犬・猫は、未加入者に比べて通院率が高いことが分かりました。この傾向は特に猫に顕著で、高齢期における通院歴においては、加入者が未加入者よりも大幅に通院していることが明らかになりました。
治療のための通院頻度
直近1年間の治療のための通院頻度を尋ねたところ、犬・猫ともに「1年に2~5回未満」が最多であり、次いで「1年に1回程度」が続きました。ただし、犬と猫の通院頻度には顕著な違いがあり、犬では多くの飼育者が高頻度で通院しているのに対し、猫は「病院には行ったことがない」との回答が多く見られました。
この結果から、ペットの健康管理においては「かかりつけ病院」の存在が特に重要であることが理解できます。また、ペット保険を通じてより良い医療を受けることができる飼育者が多いことが分かります。
まとめ
今回の調査を通じて、犬と猫の飼育者たちがどのように動物病院を利用しているのか、その実態が明らかになりました。アイペット損害保険は今後も、ペットと人が共に健康で幸せに暮らせる社会を目指して、さらなる努力を続ける所存です。ペットの健康管理には、日ごろからの意識的なケアが不可欠ですので、かかりつけ病院との信頼関係を築くことが大切です。私たちの大切な家族であるペットを健康に保つために、しっかりとした行動を心がけたいものです。これからもペットの日々の健康管理に役立てる情報を提供していく予定です。