Starleyが新たな資金調達を実施
Starley株式会社(スターレー)は、音声会話型おしゃべりAI「Cotomo」を通じてユーザーとの新しいコミュニケーションを提供しています。このたび、同社はX&KSKやTBSイノベーション・パートナーズ、W fundなどから約2億円の資金を調達しました。これにより、同社がこれまでに得た資金は累計で10億円に達しました。
資金調達の背景と目的
Starleyは、日常的な雑談や悩み相談を通じてユーザーのニーズに応える「Cotomo」を展開し、2024年2月のリリースから約4億回の返答を実現しています。特に新たに登場するシニア向けサービス「茶の間Cotomo」は、離れた家族の見守りを電話でサポートするAIです。このサービスは高齢者が定期的におしゃべりすることで、楽しい時間を提供しつつ、家族にとっても状況を把握できる便利さがあります。
今回の資金調達は、「Cotomo」シリーズの開発の強化とマーケティング活動の充実を目的としています。具体的には、エンジニアやデザイナー、PdM(Product Manager)の採用を進めており、ユーザー体験の向上に繋げるデータ基盤の強化を目指します。
マーケティングの拡充
Starleyは、マーケティングおよびアライアンスの拡充にも力を入れています。中でも、「キャラCotomo」と呼ばれるタレントや声優の個性を生かした新たなエンターテインメント体験の提供を進め、シニア向けサービスの普及にも努めています。このようにして、社会課題を解決しながら新しい価値を創出していく方針です。
引受先からのコメント
資金調達を行った引受先は、Starleyの技術力と市場でのポテンシャルに非常に高く評価しています。X&KSKの本田氏は「グローバル展開における可能性に魅力を感じている」と述べており、TBSイノベーションの西川氏も「Cotomoの人間味に衝撃を受けた」と語っています。また、W fundの東氏は「これまでにない新しいコミュニケーションの実現に期待している」と期待感を示しています。
まとめ
Starleyは、これからも「Cotomo」を通じてユーザーとのコミュニケーションを劇的に変えていくことを目指しています。さらなる資金調達による挑戦を通じて、音声AIの進化と社会へのインパクトを期待しましょう。今後の展開から目が離せません。公式サイトもぜひご覧ください。
公式サイト:
Cotomo
公式サイト:
茶の間Cotomo