Dioseveが資金調達
2024-07-05 00:56:09

iPS細胞由来卵子で不妊治療の未来を変える! あすかイノベーションファンドが株式会社Dioseveに投資

iPS細胞由来卵子で不妊治療の未来を変える! あすかイノベーションファンドが株式会社Dioseveに投資



フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)は、あすか製薬株式会社と共同で設立したあすかイノベーション投資事業有限責任組合(あすかイノベーションファンド)を通じて、株式会社Dioseveに投資を実行しました。

Dioseveは、iPS細胞から卵子を作り出す画期的な技術「DIOLs」を用いて、不妊治療法の開発に取り組む企業です。この技術は、年齢や体質に関係なく、誰もが子供を持つことができる社会の実現を目指しています。

Dioseveの革新的な技術



Dioseveの開発する「DIOLs」は、University of Washingtonの浜崎 伸彦氏が発明した技術です。iPS細胞を短期間で安価に、かつ大量に卵子へ分化誘導することができる画期的な技術で、その革新性から国際学術雑誌Natureに掲載されました。

あすかイノベーションファンドの投資目的



あすかイノベーションファンドは、あすか製薬との事業シナジーが期待できるスタートアップ企業に投資することで、戦略的なリターンを目指しています。

今回の投資は、あすか製薬の医療技術とDioseveの革新的な技術を組み合わせることで、不妊治療の分野において大きな進展が期待されます。

FVCの支援



FVCは、投資先の企業に対し、資金だけでなく、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。Dioseveに対しても、これらの支援を通じて、技術開発を加速させ、事業を成功に導くためのサポートを提供していく予定です。

今後の展望



Dioseveの技術は、不妊治療の分野だけでなく、再生医療や創薬など、様々な分野への応用が期待されています。今回の投資を機に、Dioseveの技術開発が加速し、不妊治療の未来を変え、人々の健康に貢献していくことが期待されます。


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