小千谷産の国魚・錦鯉、栃木市での放流式に決定！

新潟県小千谷市の誇る国魚・錦鯉の放流式が栃木市で開催される

栃木市の美しい景観の中、4月26日（木）に小千谷産の国魚・錦鯉を放流する式典が行われます。この取り組みは、最近の洪水被害により栃木市の県庁堀に住む多くの鯉が失われたことを受け、地域の活性化を目指したものです。放流式には、栃木市の大川市長、小千谷市の宮崎市長、そして地元の小学生が参加し、約40尾の錦鯉が新たな住処として県庁堀に放流されます。

小千谷市と錦鯉の歴史

錦鯉の発祥地とされる小千谷市は、19世紀前半の江戸時代にそのルーツを持ちます。当時、食用として飼われていた鯉が突然変異し、多様な色を持つ鯉が誕生しました。主に小千谷の雪深い山間地の人々によって研究・改良が重ねられ、今では国内外で愛される観賞魚へと成長しました。この鈴なりの宝石のように美しい魚は、クールジャパンの象徴としても知られています。

放流式の詳細

放流式は栃木市の県庁堀で行われ、友好の証として小千谷産の錦鯉が放流されます。式の主催者であるとちぎ蔵の街ライオンズクラブをはじめ、栃木市観光振興課、小千谷市、錦鯉漁業協同組合の協力によって、地域振興と錦鯉の魅力を伝えます。

- 日時：4月26日（土）10:30～11:30
- 場所：県庁堀（栃木市入舟町7）
- 参加者：大川秀子（栃木市長）、宮崎悦男（小千谷市長）、その他の関係者、地元の小学生

放流する錦鯉について

放流される錦鯉は、以下の品種が含まれています：

- 紅白
- 大正三色
- 昭和三色
- 丹頂

全ての錦鯉は体長約40センチメートルで、見事な泳ぐ姿が観光名所となることが期待されています。

栃木市と小千谷市の連携

この放流活動は、栃木市が小千谷市からの依頼を受けて実施されるもので、両市の連携を深める良い機会にもなっています。小千谷市は国魚の魅力を広く伝え、地域の活性化や産業振興に貢献することを目的としています。
栃木市における錦鯉の存在は、観光面でも大きな価値を持ち、多くの訪問者を惹きつけることでしょう。

このイベントを通じて、両市の友好関係がさらに深まり、魅力的な観光地としての発展が期待されています。ぜひこの機会に、国魚・錦鯉の美しさを体験しに訪れてください。