ガルーダ・インドネシア航空、株式上場のお知らせ
2011年2月11日、ガルーダ・インドネシア航空はインドネシア証券取引所に新たに株式を上場したことを発表しました。この株式上場は、同航空会社のさらなる成長を目指す重要なステップとなります。関係者に感謝の意を表しつつ、将来的には安全で快適な空の旅を提供できるよう努めることを決意しています。
ガルーダ・インドネシア航空は1949年に事業を開始し、1962年に日本へ就航を果たしました。以来、同社は世界の17ヶ国とインドネシア国内28都市を結ぶネットワークを持ち、航空業界での地位を確立しています。今回の株式公開によって、保有機数を現在の86機から2014年までに116機へと増加させる計画を立てています。
特にバリ島やジャカルタにおける路線の拡充、加えて国際線および国内線のサービス強化を図ることも目指しています。ビジネス需要の高まりに応じて、インドネシア国内各都市、さらには他国への乗り継ぎ便の需要も増加する見通しです。
ガルーダ・インドネシア航空の概要
- - 本社所在地: Management Building, Garuda City, Soekarno – Hatta International Airport, Cengkareng 19120 Indonesia
- - 代表者: エミルシャ・サタル
- - 従業員数: 約4337名
- - 売上高: 2009年にはおよそ1652億円
- - 経常利益: 同年に約81億円
- - 資本金: 約903億円
- - 発行済み株式数: 6,335,736,000株の27.98%
- - 調達目標額: 約327億円
同社は品質にも強い自信を持ち、2008年5月には国際航空安全監査(IOSA)認証を取得。また、2010年にはスカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードにて「世界で最も改善された航空会社」として表彰されました。同年10月にはアジア太平洋航空センターからも高い評価を受けるなど、そのサービスは広く認知されています。
特徴的なサービス
- - 機内入国審査: 成田・関空発の便において入国審査官が搭乗し、機内で短期ビザの発給と入国審査が行われます。
- - スムーズな乗り換え: ジャカルタ・デンパサール空港では、国内線および国際線への乗り換えが非常にスムーズです。
- - 直行便の運航: 日本からの唯一のバリ島直行便を運航しており、成田・関西からは毎便、さらに中部からは週3便の直行便があります。
このように、ガルーダ・インドネシア航空は、株式上場を通じてさらなる発展を続けることを誓い、ますます便利で快適な航空サービスの提供に努めていくことでしょう。