新たなカスタマーハラスメント対策ソリューションの登場
株式会社アイティフォー(所在地:東京都千代田区、社長:佐藤恒徳)が、カスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)対策の新しいソリューションを発表しました。このソリューションは、フルクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「CXone」と音声テキスト化サービス「Omnis」を連携させたもので、特にカスハラが問題視される中での企業の対応を強化することを目的としています。
カスタマーハラスメントの現状
近年、カスハラ被害を受ける従業員の数が増加しており、厚生労働省や民間調査機関によるデータでもこの傾向が明らかになっています。このような状況下で、厚生労働省は企業への防止対策の義務化を進めており、一部の地方自治体ではカスハラ防止条例が制定される動きも見られます。社会全体において企業側の取り組みが強く求められています。
製品の特徴
「CXone」は、顧客とのコミュニケーションをオムニチャネルで実現するプラットフォームであり、企業が顧客対応を効率的かつ柔軟に行うことを可能にします。このプラットフォームに連携される「Omnis」は、音声データをリアルタイムでテキスト化するサービスであり、これにより業務の効率化と顧客対応の品質向上を図ります。具体的には以下の機能が提供されます。
- - NGワードを検出し、リアルタイムでの状況把握を実現
- - 椅子番号の視覚的アラート機能を通じてセンター内での状況を認識
- - 過去にカスハラ行為のあった顧客からの着信時に、応対者の座席を特定
- - 音声データをリアルタイムでモニタリングし、適正なサポートを提供
期待される効果
この「CXone」と「Omnis」の連携により、企業は以下の3つの効果を期待できます。
1.
従業員満足度の向上: カスハラ対策を強化することで、従業員の心理的負担が軽減され、快適な職場環境が実現されるため、従業員満足度が向上します。
2.
生産性の向上と離職防止: 安全で働きやすい環境を提供することで、業務効率が向上し、長期的な離職リスクを低減。これによって、組織全体の生産性も高まります。
3.
企業の信頼性向上: 従業員への企業の支援姿勢が明確になることで、従業員の信頼が高まり、企業のイメージ向上にも寄与します。
最後に
株式会社アイティフォーは、今後も企業や社会が抱える課題を解決するため、カスタマーハラスメント対策に注力していく方針です。企業のニーズに寄り添い、しっかりと支援していくことが重要であると考えています。
企業の変革と成長を支えるための当社の最新ソリューションが、多くの企業に新たな価値をもたらすことを期待しています。
また、カスハラに関するアンケートを実施していますので、詳細については以下のリンクをご確認ください。
会社概要
- - 会社名: 株式会社アイティフォー
- - 代表者: 代表取締役社長 佐藤 恒徳
- - 本社所在地: 東京都千代田区一番町21番地一番町東急ビル
- - 上場区分: 東証プライム(4743)
- - URL: https://www.itfor.co.jp/