アットホームが新たにJIIMA認証を取得
不動産情報サービスを提供するアットホーム株式会社(本社:東京都大田区)は、株式会社向けの新たな取り組みとして、賃貸管理システムと電子契約システム「スマート契約」のAPI連携において、JIIMA認証を見事に取得しました。これにより、賃貸物件の契約から解約、家賃の管理までを一元的に行える環境が整えられました。
JIIMA認証とは何か?
偏にJIIMA認証とは、特定の市販ソフトウェアが電子帳簿保存法の法的要件を満たしているかどうかを判定するものです。JIIMA認証を得ることで、企業はこのソフトウェアを適切に用いることで、法律の複雑な要件について深く理解していなくても、安心して税務処理業務を行うことができるようになります。これは特に不動産業界においては重宝される認証と言えるでしょう。
背景と必要性
最近ではインボイス制度や電子取引のデータ保存義務化など、デジタルでの書類発行や管理が求められる状況が続いています。しかし、中小企業が多い不動産業界では、担当者が法律の要件を常に把握し、法改正に対応し続けることは容易ではありません。これにより時間やコストがかかることが問題視されていました。今回のJIIMA認証取得により、アットホームでは不動産会社が安心して新しい技術を導入できる環境を整えました。
賃貸管理システムとスマート契約のAPI連携
アットホームの「賃貸管理システム」は、賃貸物件の契約、更新、解約、家賃管理を高いセキュリティを誇るクラウド型システムで一元管理します。このシステムはインターネットが利用できる環境ならどこからでもアクセスできるため、業務の柔軟性が高まります。
一方、「スマート契約」は賃貸物件の更新手続きや解約手続き、さらには駐車場に関する契約を電子化するサービスです。このサービスを利用することで、従来の紙書類に関わる人件費や印刷費、郵送費を削減できます。また、消費者側もスマートフォンやパソコンを用いることで、手軽に自宅で契約手続きを完了できる点が魅力です。
この二つのサービスの連携により、業務が一層シームレスに運営され、効率化が図られます。
アットホームの「スマートソリューション」
アットホームでは、更なる業務効率化を実現するための「スマートソリューション」も提供しています。先端テクノロジーを駆使して、不動産業務を効率化し、会社が顧客へのサービスに専念できるような環境を整えています。物件への問い合わせから内見、申込、重要事項説明、契約までの一連の業務を総合的にサポートし、通常の業務が一層スムーズに流れるようになります。
今後、アットホームは全国61,000件以上に及ぶ加盟店の業務をサポートし、不動産業界のさらなる活性化やデジタルトランスフォーメーションの実現に努めていく方針です。